人生という名の夏休み

旅、花、庭、畑…、備忘録代わりの写真日記

地元向けの静かなゲレンデ   福井・九頭竜スキー場

遠く、日本百名山・荒島岳を望むゲレンデ…

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九頭竜スキー場
所在地:福井県大野市角野14-3
アクセス:東海北陸道・白鳥ICから国道158号経由で約30分
リフト料金:大人 平日 2,500円 土日祝 3,800円
      子ども 平日 2,000円 土日祝 2,600円 各種割引あり
無料駐車場:700台

ファミリー向けで、さほど規模も大きくない九頭竜スキー場。
2015年1月下旬の週末、生まれて初めてスキーをする甥っ子と姪っ子、そして我が家の3人の子らを連れてやってきました。

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4本のペアリフトを備え、15~41度の傾斜を持つ北西向きのゲレンデは、リフトの待ち時間も1~2分程度とストレスなし。
ちなみに駐車場で見かけた車は、8割方が福井ナンバー^^

この日、インフルエンザでダウンした家内を家に残し、自分独りで5人を連れてきましたが、スキー初体験の甥、姪とも、
2本目のリフトを下りた時点で、ボーゲンを習得…

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最初はスピードに慣れない様子でしたが、夕方には、高校生の愚息をビュンビュン追いかけるまでになり、若い子らの
柔軟性、吸収力に改めて感心しました。

実は、この週末は、泊まりで車山のスキー場に行く予定でしたが、前々日から自分が体調を崩し、予約していた霧ヶ峰の
コテージも急きょキャンセル…orz
楽しみにしていた薪ストーブも、満天の星空を5人に見せてやることもできず申し訳ない中で、せめて日帰りで静かに
スキーを楽しめるゲレンデを探し求め、福井の九頭竜までやってきた次第です。

地元客がメインのゲレンデは見事に空いており…

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オバサン達が切り盛りするゲレンデ食堂は、うどんやカレー、牛丼といった定番が、500~600円とリーズナブル。
ゲレンデから少し歩くものの、駐車場は無料。レンタルスキーも古いタイプながら、年配の方々が手際よく調節してくれます。
料金に至っては、「5人なら団体割引が効くよ」と、1人2,000円にしてくれるなど、どこまでも良心的なスキー場に思えました。

ボードよりスキーの比率が高いゲレンデでは、地元の小学生の団体が見られ…

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1年生くらいでしょうか、おそろいのオレンジのウェアが並ぶ姿が、とても可愛く見えます。

さて、第1ペアリフトのトップには、岐阜と福井を結ぶ高速道の完成を願う、かまくら型のトンネルがありました。

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子らが次々とスキーで滑っていくので、良い歳したオジサンまで入ったものの、中は狭く、最後は子らに比べて長い
スキー板が、壁に突き刺さり、抜け出るのに悪戦苦闘し、子らに爆笑されました。

結局、朝6時前に大阪を発ち、10時に着いた九頭竜スキー場。リフトが止まる夕方4時半頃までたっぷり滑りを満喫。
帰路の名神が事故渋滞のため、国道258号で東名阪まで迂回したこともあり、大阪へ帰宅したのは、午後9時半過ぎ…。

往復600kmの運転と、レンタルスキーの手配、初心者2人への手ほどき、昼食・夕食の段取りと、体調が万全でない
中で、事故やケガなく帰ってこられたのは何よりでした。

また、甥っ子は、事前にあちこちに吹聴するくらい、初スキーを楽しみにしていたようで、ゲレンデをあとにした瞬間、
「オジサン、ありがとう!本当に楽しかったです。」との言葉に、疲れも雲散霧消…^^:

自分自身の経験として、兄弟、いとこで遊びに行った記憶は、一生の宝物…。
大人になった時、福井や九頭竜という地名を耳にしたら、一瞬でも思い出してくれたらなぁ…。

地元に愛される静かなスキー場…

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また行こうな!


不定期更新ですが、またお越しいただければ嬉しいです。
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  1. 2015/01/29(木) 00:38:00|
  2. 国内旅行
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「mAAch ecute」  東京・万世橋

眩しいほどの灯りがきらめく秋葉原界隈、その喧騒をかき分けるように進むと、すぐに見えてきました。

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「mAAch ecute(マーチ エキュート) 神田万世橋」

所在地:東京都千代田区神田須田町1丁目25番地4
    JR秋葉原駅・JR御茶ノ水駅から徒歩6分
ショップ :月~土 11~21:00  日祝 11~20:00
レストラン・カフェ:月~土 11~23:00  日祝 11~21:00

1912年(明治45年)、中央線のターミナルとして開業した万世橋駅。
赤レンガ造りの高架の駅は、大正初期の頃には中央線と都電との乗り換えターミナルとして、大いに賑わったものの、
1919年(大正8年)に中央線が神田を経て東京駅まで開通すると中間駅に。
東京駅と同じ辰野金吾設計の赤レンガの駅舎は、関東大震災で焼失し、その後、交通博物館の開業に伴い大幅に
規模を縮小した万世橋駅は、乗降客も減少の一途をたどり、太平洋戦争の最中に営業休止…

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長年、中央線の電車が通り過ぎるだけの場所になっていました。

人々の記憶からすっかり消えかけていた万世橋駅でしたが、2013年、当時の面影を活かしつつ、リノベーションを施し、
雑貨、インテリア、スイーツの瀟洒なショップ、カフェやバルが並ぶ商業施設として生まれ変わりました。

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他にもワインや花のショップもありましたが、いずれも赤レンガの雰囲気にマッチした感じの良いお店でした。

その一角には、ライブラリーとして万世橋駅のジオラマがあります。

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往時の繁栄をしのばせるジオラマ、照明が独特の雰囲気を醸し出しています。
この隣には万世橋関連のグッズなどを扱うショップがあり、自分はマグカップを購入しました。

また、壁面には、開業当時のスライドなども映し出されていますが、東京駅と似通った姿の駅舎に、
その後、日本を代表する駅となった東京駅と、消え去った万世橋駅との差に、人と同じく運命というか、
巡り合わせの妙を感じさせられます。

さらにショップの通路を抜けると、デッキの下には神田川…

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もう少し幅員があれば、テーブルや椅子を並べたカフェスペースにできただろうに…などと思いましたが、
夜はまだしも、明るいうちは、リバーサイドといっても、あまり絵にならないのかもしれません(笑)

それはともかく、昔の駅をリノベーションした「マーチエキュート」一番の見どころは、なんといっても昔のホーム上に
再現された「CAFE&和酒 N3331」。
時間がなくて足を運べませんでしたが、ガラス張りの空間で、行きかう電車を眺めながら、舌鼓を打つのは非日常の
気分…

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いつかまた、ゆっくりと訪れてみたいものです。


※記事更新、間隔が空きますが、またお越しいただければ嬉しいです。
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  1. 2015/01/21(水) 23:17:42|
  2. 国内旅行
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雪景色 高山本線

富山から乗った満員の2両編成のディーゼルカー、「おわら風の盆」で知られる越中八尾まで来ると、車内は
随分と空いてきました。

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同じ富山県でも魚津あたりではほとんど見かけなかった雪が、このあたりでは10cm程度積もっています。
この先、列車は平野部から山間部へと勾配を登っていきます。

魚津の金太郎温泉のあと、次の目的は、高山本線に乗って、車窓に広がる雪景色をボーッと眺めること…。
しかも、途中で観光をするわけでもなく、ひたすら各駅停車で5時間半以上の行程(笑)

雪の多い地域の大変さを思えば、暖地に暮らす者のお気楽な旅かもしれませんが、自分は、大阪の空気に
埃っぽさや息苦しさを感じ続けると、スキー場ではない、白で覆い尽くされた雪景色が無性に見たくなります。

富山駅から走ること一時間足らず、到着したのは岐阜との県境、猪谷駅。

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ホーム上には1m近い雪の壁。
ここでJR西日本から、JR東海へと会社が変わり、列車も乗り換え。

ホーム中央に写っている女性の保線区員氏は、この雪の中、線路上に支障がないか、くまなく点検しておられます。
時には跳ね飛ばされた鹿や、倒れてきた樹木や岩石などを取り払ったりする保線区員、恰幅のいい男性のイメージ
しかない自分には、とても新鮮に映りましたが、いざという時、華奢な女性だと苦労も多いように思います。

乗り換え時間はたっぷりあるので、駅の外へ出てみると…

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重そうな雪を屋根に載せ、年代物の駅名標を掲げた駅舎。
よく見れば、木彫りの観音様でしょうか、人々の優しい気づかいを感じさせますが、改めてネットで調べてみると、
富山の工芸品、井波彫刻の流れを受けたアート作品とのことです。

ここからは、手前のJR東海カラーのディーゼルカーに乗りますが、これが2014年12月に投入されたばかりの
新車「キハ25」…

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シカとの衝突事故対策も施された最新鋭の2両編成。明るい車内には、自動車と同じように新車の香りが漂います。
とはいえ、都会の通勤型と同じロングシート…orz.
この先、美濃太田までの3時間、ボックス型の座席で、ローカル線の風情をたっぷり楽しめると思っていただけに、
やや残念ではあります。

ほどなく、猪谷を発車すると、車窓には一面の雪景色が展開。
岐阜に入って最初の駅、杉原の駅名票は、ほぼ雪に覆われ…

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富山県内で神通川と名乗っていた川は、宮川と名を変え、列車は、時折その冷たそうな川面を越えます。

その先、宮川に沿って列車は進みますが、打保あたりから雪の降り方が激しさを増し…

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坂上、角川の両駅とも、白銀の世界の中で駅が眠っているような様相です。

こうした駅前にも小さな商店が建ち、その屋根に重くのしかかる雪を見ていると、
どれくらいの頻度で雪を降ろしているのだろうか…
観光客が訪れないような駅で、商売は成り立っているのだろうか…
駅が賑やかだった往時は、汽車が着くと駅には人があふれ、商店も繁盛していたのだろうか…
などと、とりとめのないことを考えてしまいます。

やがて、飛騨細江まで来ると、やや開けた感じとなり、雪が舞うこともなくなって、飛騨古川へ到着。

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国の重要無形文化財「古川祭」をはじめ、白壁の土蔵街で知られる古川。
2002年には朝の連続ドラマの舞台ともなり、和ろうそくでも一躍名を馳せた風情のある街ですが、今回は素通り…。

2014年の11月に高山で昼食をした際に、福全寺跡の大イチョウを見たかったものの、高山市内の渋滞で諦めた
こともあって、いつかはゆっくり訪れたい街のひとつです。

このあと、高山で立ち客も出るほどの乗車があり、賑やかになった美濃太田行の各駅停車。
高山から3つ目の渚駅で、行き違い列車との待ち合わせで、しばしの間停車。

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2011年度の統計によると、1日の利用客は5人と、高山本線で最もお客さんが少ない渚駅。
それにしても、「渚」とは、飛騨の山中に似つかわしくない地名ですね。

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wikipediaによると、かつて近くの飛騨川に渡し船があった頃、船が通ると打ち寄せる波が、遠い海への思いを
馳せたことに由来するとのこと。

このあと、日がとっぷり暮れたあとも、列車はほぼ満席状態が続き、下呂、白川口を越え、終点・美濃太田には
約9分遅れで到着。
急かされるように岐阜行に乗り換え、岐阜には夜の7時30分過ぎに到着。

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照明が眩しいくらい明るい岐阜駅。改めて顧みると、実に25年ぶりに高山本線を全線踏破でした。
車両は新しくなる一方で、編成は短くなり、お客さんの数は明らかに減ったよう思いますが、車窓に広がる雪に
覆われた飛騨路は、昔と変わらないように思いました。

2014年暮れの爆弾低気圧で、しばらく不通となっていた高山本線は、夏場も豪雨や土砂崩れの影響を受けることが
多い路線ですが、観光の足、生活の足として頑張ってほしいものです。

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(猪谷駅)


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  1. 2015/01/17(土) 17:40:10|
  2. RAILWAY
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北陸新幹線、温度差…  富山・金太郎温泉

金沢駅に到着した特急「サンダーバード」

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1964年(昭和39年)に誕生した前身の特急「雷鳥」以来、50年以上にわたり大阪と北陸方面を結んできたこの列車。
この先、富山まで向かう光景もあと2カ月余となりました。

向かい側のホームで出発を待つのは、2015年3月で列車自体が姿を消す特急「北越」。

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大阪と新潟を結ぶ特急として、1969年(昭和44年)に誕生した「北越」は、その後、運転区間を金沢-新潟へと
短縮したものの、こちらも50年にわたり北陸路を駆けてきました。
この日は、「北越」への惜別も兼ね、魚津の金太郎温泉をめざします。

半分程度の席を埋めるお客さんを乗せた列車は、金沢駅を出ると新潟までの停車駅を丹念に案内。
「柏崎12時56分、長岡13時23分、見附13時34分、東三条13時42分…」
もう聞くことのできなくなる車内放送に耳を傾けていると、右車窓に新幹線の高架橋が並走します。

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やがて倶利伽羅峠をあっけなく越え、高岡駅でカラフルな城端線のディーゼルカーを見送ると富山駅着。
在来線の線路脇には、新幹線のホームが要塞のようにそびえるなど、工事は大詰めの様子。
2014年末からは、本格的な試運転も行われ、新幹線開業に向けた準備は着実に進められているようです。

一方、これまで日本海縦貫線として活躍してきた北陸本線は、金沢から富山を経て直江津までの177.2km
の区間が廃止され、3セクに転換予定。
それまで旧国鉄時代のお古ばかりだった通勤車両も、新会社への引き継ぎを前提に一新されています。

そんな光景を目に焼き付けつつ、降り立ったのは、富山から「北越」でひと駅目の魚津。

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古くは大正時代の米騒動、近年では蜃気楼やホタルイカで知られるこの街ですが、北陸新幹線は素通り。
なんとなくガランとした風情の駅前から、金太郎温泉をめざし、タクシーに乗り込みます。

タクシーの運転手氏に新幹線について尋ねると、このあたりでは、新幹線開通への機運が盛り上がらず、
魚津の最寄り駅「黒部宇奈月温泉駅」周辺は、開業2カ月前にも関わらず、コンビニすら立地していない
とのこと。

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それに比べ、富山県西部の高岡では、2014年暮れに発表された新幹線のダイヤで、いわゆる速達型の
「かがやき」の定期便が、新高岡駅に停車しないことが判明し、官民挙げて「かがやき」停車に向けて
巻き返しに動いているとのこと。
「温度差っていうのですかね、それがスゴイのですよ…」と、運転士氏は、どこか醒めた風に語ります。

そんな話を伺ううちに到着した金太郎温泉。

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金太郎温泉 カルナの館
所在地:富山県魚津市天神野新6000 
営業時間:8時30分~23時 最終受付22時30分
入浴料: 1日 1,640円  3時間 1,030円 1時間 720円 (2015年1月)

日帰り入浴専用の「カルナの館」は、ホテルに併設された平屋の建物で、大浴場脇には大きな食事処や
マッサージなどのリラグゼーションコーナーも充実し、地元の高齢者の方を中心に賑わっています。

天井の高い大きな空間の内湯から、露天風呂へ出てみると、岩を背景にした湯舟が、強い硫黄の香りの
青白い湯で満たされています。

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泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(硫化水素型)  源泉温度:75度

四国を中心に全国各地から集められたという岩の中に、こんこんと注がれる湯は、とても塩辛い風味。

このカルナの館については、映画館のような休憩室もあり、ゆっくり半日程度は楽しめるように思います。
ただ、館内には新幹線開通の告知や派手なPRなども見かけなかったような気がします。  
魚津の方にとっては、一年に数回、利用するかしないかの新幹線より、通勤や通学の足である北陸本線が
3セクになり、定期代が大きく跳ね上がることの方が、関心事なのかもしれません。

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改めて、タクシーの運転手氏が口にした「温度差」という言葉、自分には、関西における北陸新幹線に対する
言葉として響きます。

それまで関西経済圏だった富山、石川はおろか、福井までもが首都圏に吸引されることへの危機感の欠如…
北陸新幹線の大阪-敦賀間のルート選定に際し、長引く利害対立による関西と北陸の絆の弱体化…

福井県が新幹線の延伸前倒しに躍起になっているのに対し、関西の政財官の北陸新幹線への無関心ぶりに
言葉がありません。

…と、日本海から吹き付ける冷たい北風のもと、湯気の立つ金太郎温泉に浸かっていると…

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やはり「温度差」という言葉が浮かびます…
              

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  1. 2015/01/14(水) 20:11:27|
  2. 富山県の温泉
  3. | コメント:4

雪見の露天 蔵王温泉「ホテル ルーセントタカミヤ」

つららが並ぶ窓の外…

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ホテル ルーセントタカミヤ
所在地:山形県山形市蔵王温泉942 

蔵王滞在最後の日、事前の予報ほどに天気は大崩れせず、時々、雲間から射す陽を受けて、つららが光を放ちます。

2015年最初の湯浴みとなった蔵王。
大浴場へは、エレベーターで1階に降りてから、さらにモダンな階段を下り…

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左へ左へと曲がった末にたどり着きました。

内湯は、沸かした真湯の湯舟の奥に、源泉かけ流しの湯舟があります。

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泉質:酸性・含硫黄・アルミニウム・硫酸塩・塩化物温泉  源泉温度:42~45.1度  PH:1.3  

投入量はさほど多くはないものの、硫化水素臭のする新鮮な湯が注がれ、反対側の縁からあふれ出ています。
ここもハモンドと同様、それほど肌に強い刺激は感じられず、ゆっくりと浸かることができます。

じっくり身体を温めて、隣接する露天風呂へ…

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板塀で囲まれた長方形の露天風呂。周囲には、前夜の雪が降り積もっています。

余談ながら、タカミヤグループのホテルでは、宿泊者が系列のホテルの日帰り入浴が可能。
(※フロントに事前申込み要)
義父が、「ハモンドたかみや」に宿泊している間に、ここに日帰り入浴に来た折には、林の中にカモシカが
たたずんでいるのが見えたとのこと。

あとで宿の方に確認すると、今年は積雪が早く、餌が不足しているためか、カモシカが温泉街やスキー場の
ゲレンデまで出没しているらしく、心配しているそうです。

そんな野趣あふれる露天風呂、投入口から注がれる湯は無色透明…

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青白く濁るのは湯の劣化とも称されますが、純白の雪の中で見る、青白い湯は、それはそれで趣があるように思います。

この景色の中で聞こえるのは、温泉が注ぐ音だけ…
静かな雪見露天の冬の蔵王…

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いつかまた、足を運んでみたいものです


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  1. 2015/01/11(日) 20:14:23|
  2. 山形県の温泉
  3. | コメント:2

好事魔多し…(2)  蔵王温泉 「ホテル ルーセントタカミヤ」

蔵王滞在3日目は、小雪まじりの曇天…

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前日までの晴天が嘘のよう。ゲレンデの印象も一変します。
このコンディション、なかなか悪くはないのですが、ゲレンデによっては人も皆無…

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結局、この日は、図らずも「滑り納め」となってしまったこともあり、家族皆で30本余りのゴンドラ・リフトに乗車…。
さすがに、夕方には足先が痛くなりました(笑)

話は前夜に戻り、急きょ仕事で大阪へ戻ることを告げた家族の反応。
家内も子らも、ここ10年ほどの間、休日であれ、旅先であれ、畑であれ、1本の電話・メール・新聞記事で
バタバタと仕事に駆けつける自分の姿を見ており、「あぁ、またか…」という受け止め…。

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ありがたくもあり、哀しくもありという気分の中、取り急ぎ、スマホで高速バスのネット予約を見ると、翌日夜に
山形から大阪へ向かう「アルカディア号」は、用意しておいたよと言わんばかりに、1席のみ空き有…(笑)
すかさず予約し、コンビニで発券のあと、宿のフロントへ翌日夜から1人減の旨と、翌日夕方に、温泉街の
バスターミナルまで車で送ってほしい旨を依頼。

すると、事情を察していただいたフロントの方が、「キャンセル料はいただきませんので…」とのこと。
しかも、翌日、温泉街のバスターミナルまでの送りを、「麓に用事があるついでですから。」と、高速バスが
出る山形駅前まで送っていただき、なおかつ、大阪行きの乗り場まで案内していただきました。
  
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              arcadia 3008

少しばかり旅慣れた自分とはいえ、こうした旅先でのご厚意は、本当にありがたく、宿だけでなく蔵王の印象まで
劇的に変わってしまいます。(単細胞ですな^^;)

結局、高速バスでは、ほとんど眠れないまま大阪に到着し、帰宅後、風呂に入って、昼前から出勤。
上司や同僚の、半分は気の毒げな、半分はやはり戻ってきたか…という表情に迎えられ、夜までに仕事は無事(?)
済ませることができました。

帰宅後は、大晦日前に戻ったついでに、まだ出せていなかった門松や正月飾りを設え、就寝…Zzz
翌早朝から、4日前と同じく、大阪から仙台空港経由で山形へと向かいます。
関西空港へは、南海の空港特急「ラピート」で…

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             rapito 103

乗車したのは、仙台まで乗る航空会社と同じピーチ・バージョン。
改めて、いつも謎だと思っているのですが、ピーチのカラーはなぜこの色なのでしょう…?

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普通はこの色を、「グレープ」って呼ぶような気がするのは、自分だけでしょうか?

余談はさておき、定刻に関西空港を離陸したピーチ機は、4日前のビデオを見るように仙台に向けて順調に飛行。
左手には、たっぷりの雪をまとった御嶽山の姿が見えましたが…

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あの景色の中で、まだ多くの山ヤが眠っているのかと思うと、胸が締め付けられます。

仙台からは、空港線と高速バスを乗り継ぎ山形へと向かい、初めての雪道運転で蔵王から山形駅まで下ってきた
家族らと落ち合い、この日は、米沢へ日帰り観光に出向きました。

夕方、なんだかんだで、44時間ぶりに戻った蔵王。
滞在最終となる通算5日目の夜に泊まったのはこちら…

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ホテル ルーセントタカミヤ
所在地:山形県山形市蔵王温泉942 

1日目から5日目朝までお世話になった「ハモンドたかみや」と同じ系列のホテル。
外観は、どこか自分が通っていた中学校を連想させますが、グレードはハモンドより上のようで、我々7人は、
最上階5階のメゾネットタイプの部屋に通されました。

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少し残念な外観とは裏腹に、応接スペースまで広々とした快適な部屋。
ちなみにチェックインの際には、既にハモンドから連絡が入っており、記帳は不要とのこと。
今回お世話になった「ハモンドたかみや」さんの心配りには、終始、舌を巻く思いがしました。

和室スペースでお茶を一服ののち、窓辺へ。窓の外には、森の中に広がるゲレンデ…

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やっぱり戻ってきて良かった…
(つづく)

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  1. 2015/01/08(木) 22:40:09|
  2. 山形県の温泉
  3. | コメント:10

好事魔多し…  蔵王温泉 「ホテル ハモンドたかみや」

絶好の天気に恵まれた蔵王での2日目…

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遠く朝日連峰の右奥には、月山、鳥海山とおぼしき峰々まで望める大パノラマ。
この日は、広いゲレンデで思い思いのシュプールを描き、結局、夕陽が吾妻連峰に沈むまで滑りを堪能しました。

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改めて、2014~2015年にかけての年末年始、自分にとって9連休となり、家族と義父母とともに5泊6日間の
蔵王滞在を計画し、宿、航空券を秋口早々に確保していました。
6日間、スキーと温泉に明け暮れ、スマホやPCでネット浸けになりがちな日常を改める機会…
いわば「ネット・デトックス」の時間として、万全の態勢で臨みました。

全5泊のうちの4泊を過ごしたのは、こちらのお宿

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ホテル ハモンドたかみや
所在地:山形県山形市蔵王温泉泉上ノ代94-1 

蔵王だけで5軒ものホテル・旅館を経営するたかみやグループの系列で、上の台ゲレンデや上湯に近いリーズナブルなお宿。
外観は洋風ながら、我が家が通されたのは、2階角部屋の12畳の和室。
同行の義父母のツイン・ベッドルームは、すぐ隣の部屋という構造でした。

温泉は、男女別の内湯・露天風呂、さらには、貸し切りの露天風呂(有料)が2つ。
こちらは、ふんだんに木が使われた内湯…

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泉質: 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 PH:1.3

硫化水素と木の香りがブレンドされた、なんとも言えない香りがたまりません…
強酸性で知られる蔵王の湯ですが、それほど強い刺激も感じられず、大きな窓の外の雪景色を眺めつつ、まったり湯浴みが堪能できます。
この時期、全27室のお宿は、満室だったと思われますが、夕食前を除けば、ほとんど混雑もありませんでした。

一方、露天風呂は、内湯から離れており、直接行き来はできない構造。

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こちらは、木の壁に囲まれ開放感はないものの、洗い場がないせいか、朝も夜も貸し切り状態。
頭上からチラチラ舞い降りる雪を見ながら、やや熱めの湯に長い時間浸かっていることができました。

青空のもとの樹氷を背景に、スキー初日からゴンドラ・リフトに20本以上乗って滑りを満喫した後、極上の温泉を堪能…
1年間の疲れも吹き飛ばす蔵王での逗留、「あぁ~極楽、極楽…

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…と、長湯で身も心もすっかりふやけた頃、湯あがりにスマホを見ると、同僚からのメールが2本…。
内容たるや、仕事上での予想外のシビアな状況報告が綴られています。

一旦は、「申し訳ないけど、全てお任せします。」と、送信したものの、3本目のメールが届いた時点で心は決まり、
夕食時に家族に明かしました。

「ゴメン、明日から自分だけ大阪へ帰るから…」
(つづく)


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  1. 2015/01/05(月) 20:58:59|
  2. 山形県の温泉
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樹氷  山形・蔵王

あけましておめでとうございます。
つたないブログですが、本年もよろしくお願いいたします。

一面の白銀の世界、ゲレンデには人もまばら…

zao jyuhyo 119jpg gere

2014年から2015年にかけての年末年始は、山形・蔵王で過ごしました。
滞在2日目に立ったゲレンデは、例年にない積雪量とあって、蔵王の風物詩・樹氷も見事に育っています。

zao jyuhyo 102

とはいえ、これらは一般的な樹氷。蔵王の樹氷と言えば、ずんぐりむっくりした通称「スノーモンスター」。
それらは、地蔵山と呼ばれるピーク周辺が見どころであり、我が家がベースとした「上の台ゲレンデ」からは、
地蔵山頂駅(標高1,661m)までゴンドラを2本、リフトを4本も乗り継ぐ必要があります。
途中、平坦気味のコースでは、スケーティングで進まないといけないところもあり、双子どもはやや苦戦(笑)

そんな中、樹木たちが身にまとう雪は、標高が高くなるにつれてボリュームを増し…

zao jyuhyo 120jpg mon

もはや木としての原形を留めません(笑)

また、リフトの支柱には雪がびっしり付着し…

zao jyuhyo 121jpg sichu

天ぷら粉をまぶしたような支柱、このままカリッと揚げたら、サクサク美味しそうに見えます ^ ^

さらにその先、標高1,500m前後の「ダイヤモンドゲレンデ」まで来ると…

zao jyuhyo 120jpg gere-03

スノーモンスターがコース両側にそびえ、眺望も抜群…。西側はるか先には、朝日連峰が望めます。

このモンスター達の頭上をゴンドラが行き交う様子は、もはや絵葉書かパンフレットのよう…

zao jyuhyo 124jpg gon

ご存知のとおり、スノーモンスターの見頃は、例年1月下旬から2月頃。
早くても1月中旬が一般的で、年末年始の時期にこれほど成長しているのは、宿の方曰く、数十年ぶりとのこと。

なおかつ、この日は朝から夕方まで雲ひとつない快晴…

zao jyuhyo 113jpg mon
(地蔵山)

これも宿の方曰く、スキーシーズンを通して、1日か2日程度しかないとのこと。
ただ、こんな絶好の日和でも、この日は20か所以上ある駐車場で満車となったのは、わずか3か所だけで、
「昔では考えられなかった…」とも…。

こうしたお客さんの減少傾向は、東日本大震災による韓国・台湾からの観光客の激減が大きいことに加え、
近年、事故が相次いだ格安バスへの規制強化(2名乗車)により、首都圏からのバスツアー料金が、5割近く
跳ね上がったことが大きな要因とのこと。

zao jyuhyo 117jpg mon

ダイナミックな規模のゲレンデと抜群の雪質に加え、豊富な湯量の温泉を麓に持ち、全国有数の観光地として名を
馳せた蔵王にあっても、厳しい状況とは…。

実は、蔵王に足を運ぶにあたり、ネットで、「一度は行きたい蔵王。二度と行かない蔵王。」という言葉を目にしました。
あくまで私見ですが、料金が割高のゴンドラ券、旧式の古びたレンタルスキーをはじめ、ショップやスキーセンター
の接客態度、わかりにくいゲレンデのコース案内などに、他のスキー場に比べても、かなりの物足りなさを感じます。

ただ、逆に言えば、この20年の間に、全国各地のスキー場が閉鎖に追い込まれる中、大震災まで勢いを保っていた
というのは、さすが蔵王…。
新幹線・山形駅からは車で40分、仙台空港からでも2時間弱のアクセスで、アプローチの道路は、24時間体制で除雪。
温泉街の中心部は、完全に融雪されているのをはじめ、宿泊した2軒の宿のスタッフは、とても気持ちの良い対応。
源泉かけ流しのにごり湯で、双子の娘らのほっぺたは、滞在中にスベスベとなり、温泉街の小さな餅屋さんの味は
絶品で、二度も大量買い…(笑)

外野がエラそうに申し上げて恐縮ですが、蔵王の魅力は、実は地元の方が気付いていない所にも、まだ多数あり、
抜群に恵まれた環境の中で、知名度に胡坐をかかず、絶えずその魅力に磨きがかけられるか否かが、
「二度目も行きたい蔵王…」と言わしめるポイントのような気がします。

長く、気難しい話はさておき、ゴンドラ山頂駅で出会ったスノーモンスターの行進は圧巻…

zao jyuhyo 113jpg nyoro

ムーミン谷のニョロニョロも真っ青…(笑)
やっぱり、蔵王の魅力はスゴいね。


今年もよろしくお願いいたします。
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  1. 2015/01/02(金) 21:28:53|
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季節の草花、温泉、旅行記をはじめ、自分の気に入っている風景を写真日記風に綴っています。

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