人生という名の夏休み

旅、花、庭、畑…、備忘録代わりの写真日記

「親や先祖を思わぬ人は…」 紅葉・西恩寺(その2)

秋の日の午後、日も傾いてから家内とともに出向いた西恩寺。
すっかり雲が多くなってしまいました。

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朝の光を浴びた紅葉は見事でしたが、もはや紅葉に輝きはありません。
自分が感動したものを誰かと分かち合おうと勢い込むと、空振りに遭う…、よくあることですね。
とはいえ、しっとり落ち着いた風情も捨てがたいものがあります。

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改めてこの西恩寺、1198年の創建とされ、800余年もの歴史を誇る古刹。
元々は真言宗であったものの、現在では、阿弥陀三尊を御本尊とする融通念仏宗のお寺になっています。

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山門の前には、1年前に来た時にもあった言葉が掲げられています。

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「親や先祖を思わぬ人は、やがて自分も忘れられる…」
額面どおり受け取れば、先祖供養や親孝行の大切さを説いていると取れますが、それだけではないように思えます。

ここでいう「自分も忘れられる」とは、誰から忘れられることなのか…。肉親?いや、周囲の人間…、世間…?
いずれにせよ、自らの存在を人から忘れ去られてしまうこと、これほど辛いことはないと自分は感じます。

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映画007ではないけれど、人は「二度死ぬ」と言われることがあります。
一度目は肉体の死、二度目は人々から忘れられる時…。

職場の先輩に言わせると、人が胸像を作ったり、肖像画を描かせたり、半生記や回顧録を出版したがる理由の本質は、
人々の心から忘れ去られることへの恐怖とのこと。

saionnji 2014 215

翻って、山門前の言葉の意は何か…
解釈は色々あると思うけれど、自分なりの青臭い解釈を述べるならば、

…人は決して独りきりでこの世にいるのではなく、連綿と続く生命のリレーの中で、バトンを受け継いだ者として、
それをどう次のランナーに託していくのかが、常に問われているのではないか…

saionnji 2014 218

だんだんメンドクサイ話になりますね。

人知れず、色づく西恩寺の紅葉…
竹林を背景にしたそれは、京都の西山あたりの風情すら漂います。

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もったいない、実にもったいない(笑)

真っ赤に色づく紅葉を多くの人に見てもらいたい思いと、あまり知られてほしくないという思い…

saionnji 2014 319

複雑に入り混じる静かな庭です。


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  1. 2014/11/29(土) 21:52:14|
  2. 紅葉

「親や先祖を思わぬ人は…」 紅葉・西恩寺

2014年11月後半の三連休、穏やかな秋晴れの空のもと、畑へ足を運びました。

       hatake 501       
              hatake 500

この日の収穫は大根。今年は例年になく良い出来です^^

絶好の天気でもあり、このあと、畑から車で10分ほど行った西恩寺まで、紅葉の様子を窺いに行ってみました。
駐車場に車を停めると、光輝く大銀杏が出迎えてくれます。

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「西恩寺」
所在地:大阪府南河内郡千早赤阪村小吹464
御本尊:阿弥陀三尊
駐車場無料(20台程度)

楓も真っ赤に色づき、見頃を迎えています。

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快晴で暖かく、紅葉狩りに打ってつけのこの日、紅葉の名所は混雑していたと思われますが、ここは、毎年のことながら喧騒とは無縁…。
時々車が来ては、中高年の方々が降り立ち、10分ほど滞在されて、お寺をあとにされます。

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紅葉は主に境内に続く道沿いの庭園が見事なのですが、規模もそれほど大きくないせいか、訪れる方はあまり多くありません。
すぐ近くには、観心寺、延命寺といった南河内では有名な紅葉の名所があり、そちらは周辺道路も渋滞するくらい賑わうのですが…(笑)

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この時期、京都や奈良の寺社仏閣などは、カメラマンによる場所の取り合い、せめぎ合いを見かけるものですが、それもなし。
静かに写真を撮れるのは何よりである反面、これだけの紅葉、独り占めはもったいないような気も…

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2012年、2013年、そして今年と3年連続して見頃の時期に足を運んでいるのですが、本当に森閑としています。

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2013年も記事に綴ったように思いますが、誰かが見ているからとか、そんなことを抜きに、時期がくれば見事に色づき輝く紅葉に、
何か大事なことを教えられている気分になります。

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山門をくぐろうとすると、板戸を飾る「乳鋲=ちびょう、にゅうびょう」が、目に留まります。
女性の乳房を象徴し、子孫繁栄を願うものとのことですが…

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「そうだね、家内を連れてこよう…」
(つづく)


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  1. 2014/11/28(金) 22:39:25|
  2. 紅葉

日帰り百名山 那須・三本槍岳(その3)

大阪から日帰りで訪れた那須・三本槍岳。
頂上からのパノラマに見とれ、気がつけば午後2時をまわっています。

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このあと、できれば那須塩原発17時2分の新幹線で東京に戻りたいのですが、選択肢がいくつかあります。
ひとつは、下から見上げて素晴らしかった朝日岳の頂を踏んでいくこと。
もうひとつは、那須湯元温泉で湯浴みをしていくこと。

普通なら両方とも満喫したいところですが、この日は木曜日…
予定どおりの新幹線に乗れば、大門未知子女史のご活躍を見終えた双子の娘らが、まだ起きていて、一緒に風呂に入れるかもしれないし…

sanbonyari 305

ただ、ここまで来ておきながら、大好きな那須の温泉に入らず、まっしぐらに大阪まで帰ってしまっていいのか…
結局、朝日岳の肩の所まで戻っても、まだ決めかねていました。

とりあえず、ザックをデポ(置いて)して、朝日岳まで往復します。
下から見上げた時は、あんな所に行けるのかと思った朝日岳でしたが、肩からは5分足らずで山頂に到着。

三本槍 006

岩がゴロゴロの山頂には小さな祠があり、山歩きの無事を感謝し、合掌。
山頂からの写真を撮り終えるやいなや、岩の道をスキップするがごとく下ります。

鎖場の視線の先には、ずんぐりした茶臼岳。

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振り返ると、先ほどまでいた朝日岳(右奥)…

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青い空に向かってそびえる様は、何度見ても惚れ惚れする眺めです。

さらに道をずんずん進み、峰の茶屋から回り込むと、夕陽を浴びる朝日岳の大きな山容…

三本槍 010

「あぁ、さっきまであそこにいたんだな…」と余韻に浸ります。

この先、再び森の中の道になり、その後すぐに登山口の駐車場着。

三本槍 007

ガラッガラの駐車場。時刻は15時46分。
駅まで車で50分~1時間と考えれば、日帰り入浴可能なお気に入りの旅館は県道脇だし、カラスの行水なら大丈夫かな…
と、脳裏をかすめたものの、「腹八分目」という言葉が勝り、結局、温泉は見送ることにしました。

入念にストレッチをし、ウェットシートで丹念に身体をぬぐって、車中で着替え、那須塩原駅へ向かいます。
その後は、ビジネスマンらに交じって新幹線の人となり、東京、そして新大阪へ…。
往復1,500km近い移動と、4時間の山登りは、無事に完了 ^^

ただ、しかし…
午後10時過ぎに帰宅すると、娘らはドラマを見る前に入浴を済ませており、結局、父の思惑は空振り…(笑)
とりあえず大門未知子風に言っておこう…

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「オツカレさま…」

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<山行記録>
  自宅 4:53発 ~ 新大阪 6:13 ~ 東京 8:43 9:16 ~ 那須塩原 10:26 10:35 ~ 
  峠の茶屋P 11:30 11:34 ~  峰の茶屋跡 12:11 ~ 朝日岳肩 12:45 ~ 1900m峰 13:02 ~ 
  三本槍岳 13:45 14:04 ~ 朝日岳 14:55 ~ 峠の茶屋P 15:46 15:55 ~ 那須塩原 16:45 17:02 ~
  東京 18:16 18:30 ~ 新大阪 21:06 ~ 自宅 22:01着
  1. 2014/11/26(水) 22:17:04|
  2. 百名山 【関東・甲信越】

日帰り百名山 那須・三本槍岳(その2)

峠の茶屋駐車場から40分弱の登りで、峰の茶屋跡までたどりつきます。
振り返ると、はるかに続く尾根の先に、那須野の大地が霞んでいます。

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稜線の南側には、何か所にもわたって白い水蒸気を山腹から吹き上げる茶臼岳。

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シューッという音が、小屋のあるここまで絶え間なく響いています。
2014年9月の御嶽山の水蒸気爆発のことを思い浮かべずにはいられません。

この先の登山道の先には、剣が峰(左)と朝日岳(右)が立ちはだかります。

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那須行を決めたのは2日前。事前の知識もそこそこに登ってきたものの、標高2,000m足らずのお気楽な山かと思いきや、
北アルプスの岩場を連想させる山の姿に驚きます。

剣が峰を巻いて進むと、紺碧の空を背景に岩稜に続く道が現れます。

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道は険しくなるものの、先ほどまではるか頭上にあった朝日岳が、もう手が届きそうな所まで近くなります。

下から見上げて果てしなく遠く、とても到達するのは無理だろうと思っていた所が、一歩一歩進むうちに近づいてくる…
このなんとも言えない感覚が、自分にとっては、山の醍醐味のひとつです。

やがて登山道は、尾根の西側に回り込み、鎖が繋がれた岩の上を行きます。

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振り返ると茶臼岳が見える岩場のルート。
残雪期や雨天時にはスリップが心配されますが、この日は岩も乾いており、何より平日の午後ですれ違う方もなく、さほど難しくありません。

さらに足元の方に目線を落とすと…

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茶色くガレた谷には、ベーキングパウダーをまぶしたように雪が残り、そのはるか先には、霞みをまとった山並みが幾重にも連なります。

この鎖場をクリアすると、朝日岳の肩に出ます。ザックを置いて、朝日岳への登頂も考えたものの、予定どおり、まずは三本槍岳をめざします。
この先、見晴らし良い稜線のルートを進むと、熊見曽根、1900m峰といった小さなピークを越えます。

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                       sanbonyari 252-400

すれ違ったオジサンが言うには、この時の気温20度。空は午後1時を過ぎたというのに、雲ひとつない快晴。
とはいえ、1900m峰を過ぎた途端、登山道に残雪や霜柱が増え、ぬかるみがひどくなります。
ネチャネチャと音をたてながら進むと、清水平と呼ばれる湿地帯に出ます。

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木道が敷かれた湿原の先には、目指す三本槍岳。
トンがった名前とは裏腹に、なだらかな丘のような山頂。木道が途切れると、笹原の中の道を進みます。

そして、登り始めてから2時間10分余、標高1,917mの三本槍岳の頂には、午後2時45分に到着!

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広い山頂から北西側を望むと、眼下に南会津の街並みが横たわり、一番右奥には、雪をかぶった飯豊山(2,105m)も望めます。

さらに北側へ目をやると、猪苗代湖と磐梯山、さらに奥に吾妻連峰、さらに右には安達太良山までもが…

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わかりにくいですが、写真の真ん中やや上には、国内最大の風力発電を備える布引高原の風車(33基)も視認できます。
いやはや、大阪から日帰りで登った那須から、福島県や山形県のパノラマまでもが、手に取るように見えるとは、これも予想外です。

一方、南西側には、山襞のラインも美しい隠居倉(1,819m)の向こうに、会津駒、尾瀬の山並みが続きます。

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そんな中、肉眼で見ても頭ひとつ背が高いのは、やはり燧ケ岳(2,356m)。
ズームで迫ってみると…

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空と大地が一体化した墨絵のような世界に、ぽっかりと頭を浮かべています。
(つづく)

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  1. 2014/11/24(月) 13:00:06|
  2. 百名山 【関東・甲信越】
  3. | コメント:12

日帰り百名山 那須・三本槍岳

久しぶりに平日に休みが取れた2014年10月末、時刻は午前5時前。
夜明け前の道を、最寄り駅まで徒歩で向かいます。

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毎朝の通勤と同じルートで地下鉄に乗り換えるものの、いつもはラッシュでごった返すターミナルも、人影はまばら…

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6時台の新大阪始発「のぞみ」は、ビジネスマンで5割方、席が埋まり…

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名古屋でほぼ満席。さらに新横浜からは、通勤利用の方々も多数乗り込んできました。
スーツに身を包んだご同輩諸氏を尻目に、登山靴とザックの自分…。
気恥ずかしさと誇らしい気分が、微妙に入り混じります。

高層ビルを仰ぎ見つつ、東京駅の東北新幹線のホームで待つのは、郡山行の「なすの」。
東北・上越・長野新幹線が発着するホームでは、数分毎に到着する列車から、ドアが開くや、お客さんがドッと吐き出されます。

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各ドア毎に、お辞儀をして降車客を待ち受ける清掃スタッフ。
降車した人々は、手にした新聞やゴミ類を、スタッフが持つビニール袋に放り込みます。
「こんな風景、日本だけだろうなぁ…」すっかり新幹線通勤客ウォッチャー気取りの自分がいます。

とにもかくにも、貴重な平日の休みを使った山行。
残る百名山42座の中で、大阪から日帰りで、どこまで行って帰ることができるかをポイントとしました。

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お手軽なのは、赤城山、天城山、筑波山…。
ただ、もう少し足を伸ばせないものかと、試行錯誤を重ねた結果、新幹線で効率的にアプローチできる那須・三本槍岳にしました。

東京駅で買ったお弁当をついばむうち、到着した那須塩原…

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時刻は午前10時半過ぎ。ここで駅レンタカーを借り、三本槍岳の登山口には、11時30分に到着。

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早い方なら、もう山頂から降りてくる時間帯。
紅葉が盛りを過ぎた平日ともあって、県営駐車場も空きが目立ちます。

ちなみに、三本槍岳への最短ルートは、マウントジーンズ・ロープウェイを使って、中の大倉尾根をピストンするルート。
所要時間は往復約3時間で、下山後に、「テルマエロマエ」のロケ地としても知られる北温泉に入って帰るにも好都合…。

ただ、時間も労力もかからないものの、あまりにも味気ないことから、那須ロープウェイ乗り場のさらに上にある
峠の茶屋駐車場から往復する約4時間強のルートを選びました。

登山口の鳥居で一礼し、階段状の道を進みます。

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葉をすっかり落とした明るい樹林帯をあっけなく抜けると、岩がゴロゴロする荒涼とした風景の中を進みます。
視線の先には、雲ひとつない青い空に弧を描く稜線…

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茶臼岳から剣が峰にかけての吊尾根。那須連山の風の通り道とされ、前線通過時には突風が吹くという峰の茶屋跡。
無人ながら広くて小奇麗な避難小屋も設置されています。

さらに右手には、ピラミダルな山容の朝日岳。

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「エェ…、あんな所を登るのか…」
(つづく)

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  1. 2014/11/22(土) 22:14:18|
  2. 百名山 【関東・甲信越】

頂からの眺め  尾瀬・至仏山

10月中旬の尾瀬・至仏山

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2014年は10月17日が初冠雪。この日の最低気温は氷点下3.8度、最高気温は6.3度

山の鼻から至仏山のルートは、岩陰に雪が残っていたものの、ぬかるみはなく、スパッツも不要でした。

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尾瀬ヶ原から仰ぎ見る至仏山は、いたって女性的でなだらかな印象ですが、頂上付近は荒々しい岩稜が続くものでした。

その山頂から自分が視認できた深田久弥の百名山は…

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燧ケ岳、会津駒ヶ岳、平ヶ岳、越後(魚沼)駒ヶ岳、男体山、日光白根山、皇海山、武尊山、赤城山、
浅間山、四阿山、草津白根山、谷川岳、苗場山、高妻山、火打山、妙高山、白馬岳、巻機山…

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那須らしき山も含めると、20座を数えました。

ルートやタイム、スタイルは異なれど、自分の足で登った頂から見える景色というのは、
そこに立った者だけが手に入れることのできる、至宝ではないだろうか…
山は本当に示唆に富んでいるような気がします。

「さて、次はどの山を登ろうか…」

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そう思わずにはいられない、頂からの素晴らしい眺めでした。


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  1. 2014/11/20(木) 22:45:00|
  2. 百名山 【関東・甲信越】

当り前のように、山を登れる幸せ  尾瀬・至仏山

2014年10月19日、山の鼻から望む至仏山

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冬枯れの湿原に伸びる木道。行く手には、葉を落としたダケカンバ、その先に、登山道が続く針葉樹の森が見えます。

この森に突き当たると、いきなり木の階段の登りが始まります。

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標高1,400mの山の鼻から至仏山へは、標高差800m余、標準コースタイム約3時間の登り。

針葉樹の森を登りつめ、木々の高さが低くなると、磨滅した蛇紋岩がテカテカと輝く急登が…

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ドリフの坂道コント(古っ!)のように、ツルッツルの道。
スリップしやすいがゆえに、この区間は登り一方通行となっていますが、登りと言えど、雨や降雪時は大変だろうと思われます。

一歩、また一歩、噛みしめるように登ると、ひと息入れるのに絶好のベンチが現れます。

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眼下に広がる尾瀬ヶ原、奥に鎮座するのは燧ヶ岳。

さらに左に目を転じると、尾瀬ケ原に山襞を広げる景鶴山(2,004m)、最奥部に会津駒ヶ岳の山並み…

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尾瀬ヶ原をズームすると、池塘を縫う白い糸のような木道も見えます。

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木々や山小屋が配された、まるで箱庭のような眺め…、残念ながら、竜宮方面に向かった娘らの姿までは確認できませんでした。

顧みて、2014年9月以来、隔週で登っている上信越、尾瀬の山々…
取り憑かれたように山に通う背景には、2013年の9月頃から半年以上悩まされていた、右足下肢痛の治癒があります。

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立っても、歩いても、座っていても、寝ている間も悩まされていた痛み…。
2013年の今頃は、ロキソニンなしでは、日常生活も支障をきたすほどになりました。
結局、原因がはっきりとせず、5カ所目のクリニックでようやく信頼できる先生に出会い、週に3~4日通院する日々…

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待ち時間も長く、体力的にも、心のゆとり的にも、山歩きなど到底できない状況が続きました。

そして徐々に痛みも緩和されてきた2014年の2月、一時中断していたお遍路さんの中で、四国八十八ヶ所霊場の第60番「横峰寺」に登りました。

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片道わずか2時間の登りでしたが、ひざ下まで雪に埋もれて歩くうち、自分の中で忘れかけていた感覚が、蘇るのを感じました。

翻って2014年の夏、7月は仕事に忙殺されたものの、8月に家族で雌阿寒岳に登った際は、痛みのことなど全く忘れるまでに…

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それ以来、49座で中断していた「深田久弥の百名山」登頂も再開。

2014年に入っての、雌阿寒岳、日光白根山、男体山、常念岳、火打山、妙高山、会津駒ヶ岳、燧ケ岳に続く9座目の至仏山は、
自身にとって58座目の百名山登頂となりました。

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雲ひとつない快晴の山頂は、多くの登山客で埋め尽くされ、静けさの中を登ってきた山の鼻からのルートとのギャップに驚きます。
ほとんどが鳩待峠からのピストン、日帰りの方が多いのでしょうね。

こちらは、北側の眺望…

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右奥にボリュームのある山容の平ヶ岳、その左には越後三山のピークが連なります。

南から西にかけては、さらにダイナミックな眺望…

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正面に谷川岳、奥に苗場山、ずっと奥に白く輝く峰々は白馬、その右手前に見えるのは、火打・妙高山でしょうか。
左には、浅間山、四阿山も指呼のもとに…・
こんな素晴らしい山のパノラマ、日帰りで来られる関東の方が、改めてうらやましい限りです。

でも、至仏山からの眺望で、一番存在感があるのは、やはり尾瀬ヶ原の先の燧ケ岳…

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当り前のように山に登れる幸せを、独り噛みしめつつ、いつまでも眺めていました…


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 <山行記録>
    山の鼻小屋 7:05 ~ 至仏山 9:21 9:50 ~ 鳩待峠 11:30

  1. 2014/11/18(火) 21:53:10|
  2. 百名山 【関東・甲信越】
  3. | コメント:8

朝の歓び  尾瀬・至仏山(山の鼻)

時刻は午前7時前。
山の鼻小屋での朝食ののち、家族で牛首方面に散策に向かいました。

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快晴の空の下、霜が白いヴェールのように草原や木道を覆っています。

体感的には氷点下の冷え込み。肌を刺すように冷たい空気の中、木道を進むと、右手の稜線から朝日が射しこみます。

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この日の日の出は午前5時55分頃でしたが、山の稜線がある分、山の鼻周囲の日の出は、かなり遅く感じました。

木道脇の杭にも霜がびっしり…

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木の周囲に繊毛のように伸びています。
これでも充分に寒さを感じさせる光景ですが、厳冬期の尾瀬では、氷点下30度近くまで冷え込むとのこと。
その寒さがどんなものか想像もつきません。

振り返れば、なだらかな至仏山の山容…

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このあと、独りで登る予定の至仏山。山に挑む気持ちも徐々に盛り上がってきます。
一方、家内や子らは、竜宮方面へ散策ののち、昨日下ってきた道を戻る予定。昼前に鳩待峠で落ち合う予定です。

陽が昇るにつれ、黄金色の落葉松も輝き始めます。

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静かな静かな尾瀬ケ原。
さらに牛首方面に足を進めると、正面に燧ケ岳のシルエット…

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ここで家族を見送り、踵を返して朝の冷涼な空気を胸いっぱいに吸い、至仏山をめざします。
(つづく)

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  1. 2014/11/16(日) 17:27:57|
  2. 百名山 【関東・甲信越】

星空  尾瀬・至仏山(山の鼻小屋)

山の鼻小屋の部屋で一服ののち、夕食まで時間があったので、木道を牛首方向に散策してみました。

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冬枯れの尾瀬ケ原に続く木道。既に山の鼻周辺は、至仏山から鳩待峠にかかる山稜の陰に入っており、
防寒用にレインウェアを羽織ってきたものの、肌寒さは否めません。

一面のベージュの平原に流れを刻む川を覗くと…

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この時期、希少な緑である水生植物が、いかにも冷たそうな水の中に見えます。
見ただけでも凍えそうな光景ですが、この日の最低気温は氷点下3.8℃とのことであり、朝晩は水中のほうが温かいのでしょうね。

この先、午後5時の夕食に戻れるよう、ギリギリの所まで進むと…

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遠く尾瀬ヶ原の先で、燧ケ岳のどっしりとした山容が、西日に輝きます。
前週の早朝、台風が接近する中、クマとの遭遇におびえ、山頂で激しい雹に見舞われたのが、嘘のような穏やかな眺め…。

2014年9月以降、日光白根山、会津駒の頂からの姿にも惚れ惚れしましたが、う~ん、どこから見ても魅了されるなぁ。

と、ここで踵を返して部屋に戻ると、家内らが風呂から上がったところ。
長野・戸倉上山田温泉で日帰り入浴を済ませた自分は、小屋での入浴はパスしましたが、小さいながらお風呂があるのも尾瀬の特色。

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完全予約制で、グループ毎の個室、水も豊富で風呂つきの小屋…
娘らに山小屋の醍醐味を教えたいというのが、今回の眼目のひとつであり、いきなり北アルプスの山小屋で
ヘビィな体験に嫌気がさしても困るため、尾瀬にしたものの、やや快適すぎる小屋だったかなとの懸念も…(笑)

「山小屋ってのは、こんな甘いもんじゃないぞ!1枚の布団に3人が寝て、稜線の山小屋のトイレなんかは…」 
もう、やめよう…orz

ほどなく、夕食を知らせる館内放送があります。
食事場所は1階の食堂。テーブルに並ぶ夕餉は、山菜や川魚をはじめ、そばに豆腐に…

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大人向けの食事は、山小屋に多いワンプレートではなく、個別の器に盛られた惣菜。さらには陶板焼まで…。
実は、我が家が宿泊した日は、2014年シーズン最後の営業日。食事直前までの、
「(もう、食材も在庫整理のあり合わせで、缶詰や、しなびた野菜で…)」という浅はかな心配は、雲散霧消。

良質な民宿以上に美味しい夕餉に、双子らには重ねて申し添えておきたい。
これが山小屋の普通の食事とは思うべからずと…(もう、エエって)

夕食のあと、午後7時から行われる、ビジターセンターでのスライドレクチャーに出向きます。
ヘッドランプを頼りにビジターセンターに出向くと、キャンパーの方を中心に、既に多くの方が席を埋めておられました。

スライドでは、この日の朝、初冠雪した至仏山の姿を皮切りに、尾瀬の動植物、四季の様子などが投影されます。

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自分が印象深かったのは、豪雪に埋もれる厳冬期の尾瀬ケ原の光景と、ミズバショウの季節の異様なほどの混雑風景。
写真には収めませんでしたが、尾瀬の木道脇によく見られるわずかな休憩スペースに、数十人の登山者が団子状になっている光景や、
女性用トイレのすさまじいばかりの行列に驚愕…。
混雑期の週末、尾瀬の公衆トイレの待ち時間は30分以上にもなり、やはり平日がオススメとのことでした。

レクチャー後は、センター内を見学。
前週、父が遭遇を恐れていたツキノワグマのはく製や…

                yamanohana 156

尾瀬に自生する植物の標本、尾瀬ケ原のジオラマなどが展示されていました。

小屋への帰り道、秘かに楽しみにしていたのは…

yamanohana 163

双子の娘らに見せたかった満天の星空。
夕方からも雲は出ず、月齢的にも最高のコンディション。
「寒いけどメッチャきれい!」 「アッ、流れ星!!」 よしよし、リアクションも上出来^^

前週、尾瀬沼畔の長蔵小屋の前で独り見上げた星空とは、感動の度合いも格段に違います。

山小屋で見上げる満天の星空、独りぼっちで見るより、やっぱり…

yamanohana 165

オーゼーが良いよね…
(つづく)

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  1. 2014/11/14(金) 20:15:43|
  2. 百名山 【関東・甲信越】

娘と泊まる山小屋  尾瀬・至仏山

雲ひとつない鳩待峠の空…

hatomachi 97

2014年10月の3連休に、念願の燧ケ岳登頂を果たしたものの、尾瀬の魅力にすっかり取り憑かれた自分。
かねてより、子どもらと山小屋に泊まりたいという思いもあり、二週連続での尾瀬行を決めました。

土曜の朝4時に大阪を発ち、途中、戸倉上山田温泉で湯浴みののち、尾瀬の南の玄関・鳩待峠に降り立ったのは、午後2時過ぎ。
この週末から、峠の駐車場の一般車規制は解除されたものの、この時間でも駐車場は、ほとんど空きがない状態…

  yamanohana 95

麓の戸倉からの乗合タクシーの運転手さん曰く、鳩待峠の駐車場は、午前6時に既に満車だったとのこと。
平成の最盛期(1996年前後)に比べ、ビジターの数が半分程度に減ったとはいえ、恐るべし尾瀬の人気です。

めざす山の鼻の小屋へは、ここから約1時間の下り。
クマの出没を知らせる看板や、登山者のカウンター、太陽光パネルなどが林立する登山口から、道を下ります。

                 yamanohana 98-2

足元の緑の人工芝は、雑草の種を除去し、尾瀬の固有種を守るためのものとのことですが、沼山峠や尾瀬御池にもあったのかな…。

歩き始めは、すっかり葉が落ちて、明るい森をひたすら下ります。

hatomachi 98

驚くべきは、山の鼻方面から登ってこられる方の多いこと。
環境省のデータによると、平成25年度に尾瀬を訪れた約34万人のうち、60%以上が鳩待峠から入られたとのことですが、
団体さんやペア、単独行をはじめ、年齢層も幅広く、国籍も欧米系・アジア系・アラブ系とバラエティに富んでいます。

樹々の切れ間から左手を仰ぎ見ると、至仏山のボリュームのある山容が…

hatomachi 105

この日の予定として、山の鼻小屋に泊まり、明日朝から3時間かけて登り、あの頂に立つ予定ですが、
至仏山の横顔を眺めながら、家族に意向を確認したところ、皆、「遠慮しておく」とのこと(笑)

やがて陽も陰り、空気が冷んやりし始めると、木道は平坦になり…

           yamanohana 93-450

すれ違う登山者もいなくなります。鳩待峠付近では、駐車場に向かう登山者の列が絶えなかったのが、まるで嘘のようです。

この先、只見川の源流、川上川に架かる橋を渡ると…

yamanohana 97

樹々の間に建物らしき物が見え、山の鼻に到着。

ビジターセンターの前には、カラフルなテントの花が咲いています。

yamanohana 201

天気が良い分、放射冷却で明け方は冷え込みそうですが、大丈夫なのでしょうか。

この先、至仏山荘の前を通り、至仏山への分岐点を過ぎると、今夜のお宿に到着。

yamanohana 101

山の鼻小屋
  所在地:群馬県利根郡片品村戸倉字中原山898-9
  営業期間:GW頃~10月下旬 ※2014年は10月18日で終了
  1泊2食:大人8,640円 (2014年シーズン)

昭和7年、至仏山の鼻先に建てられたことで、その名がつけられたという山の鼻小屋。
昭和27年には、当時の皇太子殿下(今上陛下)、昭和34年には、高松宮殿下も泊まられたのこと。

ご存知のとおり、完全予約制の尾瀬の山小屋。我が家が受付を済ませると、次に待っていた欧米系の若者が、
予約なしで宿泊しようとして断られ、小屋の外で途方にくれていました。

            yamanohana 94

鳩待峠のバスに間に合わない時刻だし、他人事ながら心配していたところ、翌朝、隣の尾瀬ロッジの玄関から
若者が出てくるのを見かけ、安心しました。

娘らにとって初めての山小屋泊。双子2号は、2段ベットの大部屋が良かったそうですが、ここは個室が主体の小屋。
我が家が通された部屋は二階のこちら…

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シンプルな造りの明るい個室。12畳の部屋の真ん中に、こたつがどんと鎮座しています(笑)
(つづく)

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  1. 2014/11/12(水) 20:59:22|
  2. 百名山 【関東・甲信越】

棚田、コットン、黄金色…

10月の初旬、畑に農作業に行く途中、下赤阪の棚田に立ち寄りました。

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下赤阪棚田
 大阪府南河内郡千早赤阪村赤阪
 千早赤阪中学校裏、駐車場10台程度(寸志)

残念ながら、既に一部は稲刈りも済んでおり、一面の黄金色とはいかず…(笑)

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この棚田、南北朝時代には、激しい闘いも繰り広げられた地ですが、都心からわずか1時間足らずの郊外。

奥の森の向こうには、大阪市内のビル群が望めます。左側には、日本一高いビル「あべのハルカス」も…

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このアンバランスな取り合わせも、気に入っているポイントです。

この棚田から車でわずか5分の所に、我が家の畑があります。
こちらは旺盛に葉の茂る大根…

hatake b 102

我が家では、間引きの頃から食卓に上がり、今夜はおでんの具材にしました^^

2013年秋、奈良・山辺の道のH.A.M.A木綿庵さんでいただいた木綿の種、今年春に播いたものは、8月頃から咲き始め、
10月を越え、11月に入った今も、多くの花が咲いています。

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クリーミィホワイトの優しい色合い。このオクラにも似た花が、翌日にはピンクがかった色になります。

やがてボール状の「蒴果」となり、これがはじけると…

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白い線維があふれ、引っ張るとスーっと伸びます。

この光景、自分には、植物に綿がついているというのが、いまだに不思議でなりません。
例えて言うなら、植物から発泡スチロールが芽吹いているのと同じくらい違和感を覚えます^^;

余談はさておき、この日、双子1号とせっせと摘んだコットン…

hatakae b 102

まだまだ量は少ないものの、両手いっぱいになりました。
ただ、「H.A.M.A木綿庵」さんのような、見事な出来には程遠く、蒴果に黒いカビのようなものがついて、膨らまないままのものも多数あります。
カビか病気なのか、間引きが甘くて栄養不足なのか…、
このあたりは、かつて木綿の名産地だっただけに、気候や風土は合っているはずなので、来年の課題です。

振り返ると、我が家の畑の横では、黄金色の稲穂が一面に輝いていました。

hatake b 101

棚田では見逃した黄金の海、「あぁ、日本に生まれて良かった…」


※温泉記事でなくて恐縮です。
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  1. 2014/11/10(月) 21:46:05|

人の生き様といふもの…  長野・小谷温泉「山田旅館」 その2

雨上がりの小谷温泉

yamada 200

小谷温泉「大湯元・山田旅館」
 所在地:長野県北安曇郡小谷村中土18836番地 小谷温泉
 電話:0261-85-1221
 1泊2食:大人9,550円~ (2014年11月)

時折、陽は射すものの、風は冷たく、晴れたかと思うや、西の空から暗い雲が次々と流れ込んできます。

朝食後、元湯とは別棟にある露天風呂へ向かいます。

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以前とは入り口も内湯も変わったな…と思っていたら、全く異なる場所に露天風呂が設置されています。
帰り際に帳場で尋ねると、2014年6月に新築したばかりとのこと。

以前の露天風呂は、新館の地階にあり、大きな内風呂に隣接する半露天タイプでしたが、ここはあずまやの下に湯舟…

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泉質:ナトリウム炭酸水素塩泉  源泉温度:48.0 PH:6.9  湧出量:毎分66.9L(自然湧出)

中谷川が刻む渓谷を見下ろす湯舟からは、盛りを過ぎ、ボリュームも減った紅葉が眺められます。
湯温は予想したほどぬるくもなく適温…

順序が逆になりましたが、ここにも真新しい木の香りのする内風呂があり…

      yamada 215-486

露天より湯温は2~3度高めに感じました。

ところで、前述のように450年もの歴史を誇る小谷温泉、各部屋には2代前(?)のご当主の自叙伝、
「小谷温泉讃歌~山田寛・雪の中の青春」が備えられ、何気なく手に取ってみました。

内容は昭和の初期から30年代にかけてが舞台で、小谷におけるスキーの歴史をはじめ、この国の山岳スキー界における輝かしい足跡が、
山田寛氏の青春時代と重ね合わせ綴られているのですが、貴重な写真や当時の新聞記事、小谷の民俗など、興味深く拝見しました。

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温泉宿のご当主の自伝といえば、霧島の新湯温泉「新燃荘」の岩元静夫さんの事を思い出しますが、
自分自身、日経新聞の「私の履歴書」の愛読者でもあり、各界を問わず、人様の自叙伝にはどうしても魅かれます。

こと、「私の履歴書」に関しては、個人の回顧録というより日本経済史的な側面がある一方で、事実が相当に美化されている部分も感じられ、
「これ、本人は自慢話だけど、周囲は大変だったろうな…」とか、「うわぁ、奥さん、よくできた人だなぁ…」などと、つい斜に構えてしまうものの、
この手の書物は、読んでいて興味が尽きません。

             yamada 302-486

山田寛氏の自叙伝にしても、裕福な環境のもと東京で勉学ののち故郷に戻り、スーツ姿でアクロバティックなスキーに興じる写真を見ると、
学生時代、学費を稼ぐのにバイトに明け暮れていた自分には、羨望というか、途方もない距離感を持ってしまいます。
ただ、その一方で、家業を継いだのち、愛する故郷における観光振興への尽力、子や孫に託す思いにシンパシーを感じ、ついつい読み進んでしまいます。

バックグラウンドや棲む世界は違っても、自分の生きた証を後世に残しておきたい…
後ろ姿だけでなく、自分が大事にしてきた物をメッセージとして、後に続く者に伝えておきたい…
自叙伝というものに、そうした熱い想いを感じるからでしょうか。

結局、長距離ドライブで神経が高ぶっていたこともあってか、深夜遅くまで読みふけってしまいました。

   yamada 206-486

改めて翌朝、雨飾山登山もキノコ狩も諦めたこともあり、チェックアウトまでのんびり過ごし、家族で旅館の資料館を拝見させていただきました。

1階の展示室には、小谷村の民俗を伝える道具類が多数、しかも無造作に飾られています。

          yamada 202-486

前述の山田氏の自叙伝の中に、戦前だったか、山田家と他2軒で馬を買おうと集めた資金を若い衆に託して町へ持って行かせたところ、
気が大きくなった若い衆が、それを遊興に使い込んでしまうという話がでてきます。
それだけでも逸話として十分なのに、なんとこの若い衆、おわびとして、残ったお金で家紋を入れた南部鉄瓶をあつらえるという、
さらなる暴挙に出るものの、注文製造のため、おわびに持ってあがるにも、さらに数カ月待つハメになったという顛末に…

現代なら有無を言わさず訴訟沙汰となる話も、底抜けに牧歌的で、当時の人々の寛容さを伝える、もはやおとぎ話の世界…
前置きが長くなりましたが、その鉄瓶らしきものもありました。

               yamada 205-486

ひとしきり展示品を堪能したあと、母が館内に案内板が出ていたという薬師堂に行きたいと言い出します。
一旦、宿の中に戻り、休憩スペースの横から宿のサンダルを履いて、裏山の側に出ます。

明るい陽射しを浴びる薬師堂…

yamada 135-2

ここは、元湯の浴室のすぐ裏手。すなわち小谷温泉の源泉が湧く場所であり、効能の高い湯に敬意を表して建造されたものと見受けます。

家族で静かに堪能した小谷温泉、本当に良いお湯、薬師様ありがとう。
「オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ…」


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  1. 2014/11/09(日) 00:16:48|
  2. 長野県の温泉
  3. | コメント:6

「山田旅館」  長野・小谷温泉

雨脚も強くなってきた高山の街…

takayama 201

せっかくの高山ですが、「さんまち」や「飛騨の里」は家族が既に行ったこともあり、今回は昼食だけで街をあとにします。

この先、富山に抜けると、目の前が真っ白になるほどの豪雨…。
実はこの日の予定では、立山の麓にあるアクティビティ「ジップライン・アドベンチャー」を予約していたものの、雨の予報もあってキャンセル。

おかげで朝はゆっくり家を出て、郡上八幡の街を散策する余裕ができたものの、双子らも楽しみにしていただけに残念。
来年以降のチャレンジを期して車を進めます。

高山から4時間、北陸道糸魚川IC経由で訪れたのは、こちらの温泉

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小谷温泉「大湯元・山田旅館」
 所在地:長野県北安曇郡小谷村中土18836番地 小谷温泉
 電話:0261-85-1221
 1泊2食:大人9,550円~ (2014年11月)

青空の下の写真は、翌朝のもので恐縮です。
実際には、雨脚は弱まったものの、日が暮れてからの到着となりました。

川中島の戦いの折、武田信玄の家臣により発見され、以来、450年もの歴史を誇る小谷温泉。
山田旅館の本館は江戸時代に建造されたもの…

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国の有形文化財にも指定されています。

露天風呂につながる廊下の窓辺には、この時期の風物詩である大根が干されています。

yamada 104

自分自身は、2012年秋に友人と宿泊して以来の二度目。
その折は、百名山「雨飾山」を登るのが目的でしたが、豪雨で登山は断念…。

今回、晴れてコンディションが整えば、翌朝から母や家内、子どもらはキノコ狩のツアー、父と自分は雨飾山に登る予定でしたが、
この雨で登山は無論、キノコ狩も結局、断念となりました。
深田久弥自身、何度も挑んだものの、なかなか雨飾山に登れなかったとのことですが、これも何かの因縁かもしれません。

到着が遅くなった中、大広間で他のお客さんと一斉にいただく夕食も始まっているということで、早速、大広間へ。
前回同様、食卓に所狭しと並ぶ、料理の数々…

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川魚をはじめ、山菜やキノコなど、地元産の食材がずらりと並ぶ様は壮観。
派手さやきらびやかさはないものの、自分としては、こうした料理が一番の好みです。
給仕してくれるのは、麓の集落から来ていると見受けるオバサン達ですが、手際の良さや、応対の丁寧さも気に入っています。

ここは子どもも大人と同じメニューということもあって、双子らが食べ残した分まで片づけたので、本当に満腹の夕餉でした。

部屋に戻ると、既に布団が敷かれています。

yamada 109

我が家が宿泊したのは、大正3年に建築された「新館」。
築後、100年以上を経て「新館」とは恐れ入りますが、年季の入った純和風の部屋も、江戸期の本館に比べると若輩なのかもしれません。

500km以上を運転し、腹もくちた中、このまま横になってしまいたい…、そんな気持ちにつっかえ棒をして、元湯側の浴室へ向かいます。

すりガラスの戸を開けて、足を踏み入れる元湯…

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泉質:ナトリウム炭酸水素塩泉  源泉温度:48.0 PH:6.9  湧出量:毎分66.5L(自然湧出)

浴室からわずか数mの位置から豊富に湧き出る源泉は、左端の打たせ湯の滝となって、湯舟にざぶざぶと注がれています。
褐色の湯は、鉄分の香りがします。
浴室の右奥には、滝の部分の湯の成分が固着したものを切り取った「バウムクーヘン」も健在。

そして、ここの名物である寝湯…

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赤茶色のベッド、縁にたっぷり付着した温泉の成分が創りだす文様。
ここで横になると、このまま眠ってしまいそう。おやすみ…
(つづく)

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  1. 2014/11/08(土) 00:00:56|
  2. 長野県の温泉

「子犬を飼いたいと思っても…」  せせらぎ街道・高山

秋の初め、両親の家に行った折、普段、気丈な母親の口から、
「子犬を飼いたいと思っても、自分の方が先に逝くから、そのあと可哀想だし…」
という言葉が…。

もう、自分の寿命は10年ほどと思っているのだろうか…
そんなことを思うと、自己満足だろうが、なんだろうが、両親とともに一緒に旅行に出たい、いろんな景色を見せたいという衝動に駆られました。

2014年11月最初の3連休、大阪から車で3時間足らずで着いたのは、郡上八幡の街。

         gujyo 100

夜を徹して踊られる「郡上おどり」、また、山内一豊の妻・千代の生誕の地とされる郡上八幡。
時折、ポツリポツリと雨も落ちる中、中心部の駐車場で車を停め、「宗祇水」をめざします。

細い石畳の小路を下ると、ひょっこり現れた「宗祇水」

  gujyo 101

「宗祇(そうぎ)水」
所在地:岐阜県郡上市八幡町本町
周辺に民間駐車場多数あり(料金:400~500円)

別名「白雲水」とも呼ばれる湧水は、環境省の「名水百選」にも選ばれています。
お社の下から湧き出た水は、上から飲料用、野菜洗い、最後は晒し場(食器洗い用)と、四角く仕切られた枡の中を流れています。

最後に「宗祇水」が注ぎこむのは、すぐ横を流れる長良川。

              gujyo 103-486

イメージとして、城下町として修景が施され、整然とした街並みかと思っていたものの、全体として、下町風情が色濃く残る街並みでした。
母曰く、自分自身の感想より、妹が、「2時間ドラマでよく耳にする郡上八幡に、一度は行ってみたい。」と言っていたことを思い出したとのこと(笑)

このあと、国道472号・県道73号、通称「せせらぎ街道」を進み、飛騨・高山をめざします。

省みて2013年の文化の日、仕事の待機がかかるかもしれない状況下、家内や子どもらがTDRに出かけるのを見届け、
独りで紅葉を愛でにきた「せせらぎ街道」。

      DSC06707-9.jpg
     (2013年11月)

その折、錦秋の名ふさわしい紅葉の素晴らしさに圧倒されて以来、ぜひ家族にも見せたいと思い、こうして足を運んだものの、
2014年は紅葉の進み方が早く、盛りは過ぎているとのこと。

ただ、郡上八幡の市街地を抜けると、吉田川沿いの道は、オレンジ色の紅葉が山肌を覆い尽くし、後部座席の母は、しきりに、
「きれい。本当にきれいやわ…。」と連発しています。
自分としては、「(盛りの晴天なら、もっと鮮やかなんだけどな…)」と思いつつ、悪い気はしません。

途中、郡上市と高山市との境、坂本トンネルを越えると、ほどなく道の駅「パスカル清見」に到着。

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標高800mの紅葉。2013年の11月初旬、盛りを迎えていた場所も、2014年の今は、葉もかなり落ちています。

ここでは、馬瀬川の流れを背景にした紅葉がお気に入り。

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雨にしっとり濡れた紅葉も趣があるものの、2013年ほどの色鮮やかさはありませんでした。
また、本来なら、馬瀬の渓谷に分け入ってみたいと思ったものの、盛りを過ぎていたため、来年以降の楽しみとすることにし、西ウレ峠を越え、高山をめざします。

大阪を出て5時間半、市内中心部に近づくにつれ、渋滞に巻き込まれたものの、高山の旧市街地「さんまち」には、午後1時過ぎに到着。

両親とも高山は3度ほど来ているとのことで、昼食は古川にしようかとの考えもあったものの、結局、ここで食事に。

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久田屋
所在地:岐阜県高山市上三之町12
営業時間:10:30~15:00
定休日:水曜日、その他不定休 (2014年11月)
※周囲は車乗り入れ禁止。市営神明駐車場から徒歩3分

予約していたのは、江戸末期に建てられたというこのお店。
入り口横には、様々な人形のギャラリーもあり、訪れた者の目を楽しませてくれます。

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我が家7人が通されたのは、坪庭に面し、古道具などが置かれた雰囲気の良いお部屋。
ここでは飛騨の郷土料理、朴葉味噌や飛騨牛を使った料理を、比較的リーズナブルに味わうことができます。

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ただ、両親はいつもながら、「○○御膳」といったセットではなく、単品のそばを注文。
いつもは、地元牛のステーキ御膳といった豪勢なメニューを注文する愚息までもが、この時は控えめな定食にしていました。

車中でお菓子やみかんを口にしていたとはいえ、一年に一度の三世代の旅、お昼ぐらい少し贅沢してくれてもいいのに…
というのが、息子として、また、父親としての心情でもあります。

ともあれ、おなかもいっぱいでご機嫌…

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三世代の家族旅行、やはり笑顔が一番やね。
さっ、先を急ごう。

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  1. 2014/11/05(水) 23:23:29|
  2. 国内旅行

追憶  湘南・七里ヶ浜

もう夏の終わりのこと、仕事上の交渉で思わぬ障壁に乗り上げていた折、湘南の海を見に行きました。

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海に向かって伸びる道、その先には江ノ電の踏切があって、目の前に海が広がる、そんな風景を見るために…。

横須賀線からの乗換え駅、鎌倉に降り立つと既に風が涼しく、海の気配を感じます。
JRから連絡改札を通り、こじんまりした櫛型のホームで江ノ電を待っていると、背後に並ぶ若い青年らの会話が耳に…

「ずいぶんお客さん待ってるけど、江ノ電って儲かってるのかな…」
「赤字だよ、赤字。少しくらい混雑してても鉄道会社なんて赤字なんだよ。」
「エッ、そうなの!鉄道って儲からないんだね…」
「厳しいんだよね。東京でも黒字って山手線くらいなんだよ…」

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さて、どこから突っ込めばいいのか…(笑)

「エビデンスはどこに示されているのか!」、「それが担保されるという裏付けはどこに…」
あぁ、これは仕事の中で、自分たちが日々責められているセリフ…

それにひきかえ、あの若者の自信に満ちた口調、妙な説得力…
空虚さを越え、空恐ろしい気持ちになるのは自分だけだろうか。

江ノ電は非上場会社ゆえ、詳細は不明ながら、平成23年度で純利益2億円近い黒字。
また、山手線をはじめ首都圏のJRの主要路線のほとんどは黒字。年間で260億円もの営業収益を稼ぐJR東日本の経営の柱…(2014年3月期)
もうやめよう…

車窓に海が広がり始めるのを見ながら、降り立ったのは、鎌倉から7つ目の「鎌倉高校前」。

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潮風が涼しい無人の改札を出て、鈍く光るレールを見ながら100mほど進むと、七里ヶ浜に面する踏切がありました。

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ん…。どうもイメージと違う。
もっと開放的で伸びやかな風景だったような気がしていたけど…

気を取り直して、海を見下ろす国道134号上へ。

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こういう時にありがちな、「青い海、青い空」ではなく、ほぼモノトーンの空と海。
「(気分的にもこのほうが似合うな…)」

どうせなら、サマになる写真を、と大きな波を待ってみるものの…

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この日のコンディションは、あまり良くないのか、期待したほどのシャッターチャンスはやって来ず。

「仕事の悪い流れを変えるため、気分転換に…」と足を運んだものの、劇的なカンフル剤とはならなかった湘南の海…

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こうして当時の写真を見ると、一番シビアだったあの頃の心境が蘇ります。
ただ、暗礁に乗り上げた案件は、このあと静かに、でも着実に前に転がり始めました。

あれから3か月を経た今、魑魅魍魎とした周辺状況は相変わらずではあるものの、仕事のヤマを越えた達成感に浸りつつ、
当時、自分をサポートしてくれた、同僚・部下に改めて感謝の日々。

ただ、あの若者のように、妙な自信に満ち、したり顔で物を語る気分にはなれない…


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  1. 2014/11/02(日) 15:22:23|
  2. 国内旅行

尾瀬・桧枝岐のこと

気が付くと、何かに呼ばれるように足を運んでいた晩秋の尾瀬…

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台風接近直前ながら、天候にも恵まれ、尾瀬沼、燧ケ岳、大江湿原など、その魅力にすっかり魅了されました。

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また、近年、尾瀬国立公園に含まれた会津駒ヶ岳の紅葉の美しさ、池塘と山の織りなす絶景に、心を奪われました。

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この尾瀬の北の玄関、福島県桧枝岐村。
福島県の西南端に位置し、東西24km南北34.5kmにわたって広がる村の面積は390.50k㎡におよび、政令指定都市の熊本市をはじめ、
人口200万人を超える名古屋市、大阪市をはるかに上回るものの、平成22年の国勢調査によると、人口はわずか637人…。
人口密度は、1平方キロあたり1.59人と、全国1700余の自治体で最少となっています。

          oze 156

この桧枝岐村、さらに驚くべきは産業別就業人口で第3次産業が占める割合が実に9割であること。
日本有数の豪雪地帯であり、平家の落人伝説でも知られる超山間部にして、サービス業の割合が9割…。
これは、東京都とほぼ匹敵する数字。もちろん、この数字は観光産業がけん引しているのが要因です。

また、村の財政状況を見ても、例えば、平成24年度の経常収支比率は福島県内トップ、実質公債費比率なども全国平均(約11)を
大きく下回る(4.0)など、全国の山村をはじめ、大都市圏でも財政の悪化にあえぐ自治体が続出する中、驚異的な数字です。

村内の公共建築物を見ても、立派なものが多く…

  oze 158
  (小学校)

この村がいかに裕福であるかを、如実に反映しています。

国道352号には、首都圏をはじめ他府県ナンバーが数多く行きかい、道沿い民家は、そのほとんどが民宿、バンガロー・
キャンプ場などの看板を掲げ、建物の前には、店番をする年配の方の姿も多く見られます。

訪れる前に抱いていた、「秘境」「ひなびた落人の里」といったイメージが、かなり払拭されてしまいましたが、これはこれで、
勢いと活気があって素晴らしいと思います。

自分は、この先、東京・首都圏とつながりの強い地域・エリアだけが、繁栄を謳歌すると見込んでいるのですが、
まさにそんな予感がする桧枝岐の風景でした。

ただ、山へ足を踏み入れれば、青い空のもと自然の息吹が色濃く感じられ、気分は爽快…

        oze 142

尾瀬沼のほとりには、長蔵小屋のように昭和の雰囲気を色濃く残す小屋もあり…

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「尾瀬」という独特の響き、人々の描く期待を裏切らないものが、そこにはあります。

ともあれ、初めて訪れた尾瀬…

oze 185

季節を変え、何度でも足を運びたい、素晴らしい所でした。

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  1. 2014/11/01(土) 01:50:23|
  2. 国内旅行

プロフィール

HAM1826

Author:HAM1826
季節の草花、温泉、旅行記をはじめ、自分の気に入っている風景を写真日記風に綴っています。

※稚拙なブログながら、写真・記事の無断引用はご遠慮願います。

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