人生という名の夏休み

旅、花、庭、畑…、備忘録代わりの写真日記

京都・光明寺とさがの温泉「天山の湯」 その弐

見る者を圧倒するカエデ

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もはや赤いモンスターのようです。
双子1号の手のひらにカエデ

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ついこないだまで、キミ達の手もこんな感じだったのに…

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子どもが大きくなるのは本当にあっという間…

…と、お父さんが感傷に浸っているウチに…

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「花より団子」とは、まさにこの事 > <

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いいよ、お父さんは紅葉でおなかいっぱいだから…。
それにキミ達がこのあと、出店の洋菓子まで試食してたなんて、決して見てないよ、決して…orz

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この先、カエデの並木が続く「もみじ参道」の中間に位置する「薬医門」

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JR東海のポスターにも登場した薬医門は、江戸時代後半の天保年間に建てられたとのこと。
ここはまだ少し紅葉のピークには早かったようです。

でも、この同じ木、少し角度を変えると…

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見応えがありました。
でも、一番見応えがあったのは、やっぱり真っ赤なカエデですね。

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来年もまた観に来ることを誓って、光明寺をあとにします。

ちなみにこの光明寺のある洛西には、竹林が多く残ります。

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ここから足を延ばし、嵯峨野にある「天山の湯」へ…

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さがの温泉「天山の湯」
所在地:京都市右京区嵯峨野宮ノ元町55-4-7
営業時間:10~25時 毎月第3月曜休 
入浴料:大人1,000円 JAF割引800円など各種割引あり<2012年11月>

(つづく)

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  1. 2012/11/30(金) 23:22:01|
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京都・光明寺とさがの温泉「天山の湯」 その壱

朝日に輝く紅葉

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この日は早起きして、京都・洛西の光明寺まで来ました。
観光バスが着く前の時間、まだ参拝客は少なく、朝の冷気の中で、ファインダー越しに紅葉を楽しみます。

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春に芽を吹いた柔らかな新緑が、夏の光を浴びて伸び、青々とした葉を繁らせ、やがて色づき始め、
厳しい寒さ、短い陽…、モノトーンになりがちな冬を前にして艶やかな色を競い合う…

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夏場の暑さが厳しく、昼夜の温度差が激しいほど、より一層、紅く、黄色く鮮やかに色付く紅葉は、人間の生き様にも何かの示唆を与えているような気がします。

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燃える紅葉を前に、くだくだしく賛美の言葉を述べるのは不要ですね。

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ご存じのとおり、日本人の紅葉狩りの歴史は長く、万葉集や百人一首でも詠まれています。
自分は、子どもの頃、奈良の信貴山の麓、竜田川の削った台地に暮らしていたことから、能因法師の
「あらしふく 三室の山の もみぢばは 竜田の川の 錦なりけり… 」の歌が大好きでした。

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正月に従兄弟達と百人一首で遊ぶ時も「この札だけは渡さん!」と、独り意気込んでいました。
今思うと変な小学生です(笑)

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京都に来ているのに奈良の話は変ですね > < (竜田川、久しぶりに行ってみようかな…)

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ここ、光明寺の開山は鎌倉時代初期の1198年。法然上人の弟子熊谷次郎直実によるものと伝えられています。

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2万坪に及ぶ敷地を有する光明寺、洛西きっての紅葉の名所として知られます。
JR東海の「そうだ 京都行こう」のポスターにも使われたことがあります。

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光明寺の一番大きな建物が御影堂「みえどう」。普通のお寺で言う所の本堂にあたります。

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ここの左脇の階段を下りていくと…

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真っ赤なカエデが燃えています。

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これほどまでの真紅のカエデ…、もう言葉がありません。

(つづく)

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  1. 2012/11/29(木) 23:31:16|
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奥高野・野迫川温泉

平安初期に弘法大師が開いた真言密教の大聖地、高野山。
その西の入口で鮮やかな朱色を放つ重層の楼門「大門」

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標高約800~900mに位置する高野山の衛兵とも言える大門の脚元では、巨大な仁王像(金剛力士立像)が睨みを利かせています。
細長い盆地状の街に117もの寺院がひしめく高野山。こちらは街の中央部に位置する「摩尼塔」

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日本では珍しい八角形のお堂。ビルマ戦での戦没者のために建立され、ビルマから贈られてきた釈迦如来を御本尊とします。

多数ある高野山の寺院のうち、宿泊のできる「宿坊」は53にも及びます。
関西では小学校の林間学校をはじめ、企業や団体の夏季セミナーなどでも利用されています。
かくいう自分も小学5年生の時に林間学校でお世話になりました。

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この三寶院や地蔵院のあたりでは、11月下旬でもまだ紅葉が残っていました。

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冬場は月の平均気温が氷点下0.5度にもなる極寒の地、1981年には氷点下13.4度を記録したこともあるそうです。
これは2012年2月に訪れた際のスナップ

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双子2号の膝下くらいまでの積雪の中、多くの修行僧「雲水」さんが寒行というのでしょうか、寺院の間を早足で行き来してらっしゃいました。もう一月もするとこんな純白のベールに覆われるのでしょうか…。

駆け足で高野山最後の紅葉を楽しみます。

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この高野山から今日の目的地、野迫川温泉へ向かいます。

奈良県の南西に位置する野迫川村は、高野山との結びつきが深く、標高600mに位置する寒冷な気候を活かして江戸時代末期から「凍り豆腐」=高野豆腐が盛んに作られました。その原料となる大豆を運ぶため、明治時代には、麓から山々を跨ぐ架空索道、今でいうロープウェイが運搬手段として架けられていました。先ほどの大門もその中継基地だったようです。

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大正期から戦前にかけてその絶頂期を迎えた野迫川村の凍り豆腐作りですが、戦後は徐々に衰退。
1953年(昭和28年)には村が大水害で大きな被害を受け、豊かな森林資源を背景とした薪炭や箸作りも過去のものとなったようです。
それから半世紀以上経った2011年、紀伊半島に甚大な被害をもたらした台風12号は、野迫川村にも多大な被害の爪痕を残しました。
大規模な崩壊現場では、2012年11月現在も多くのブルドーザーで復旧作業が行われています。

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一時は村の外へ抜ける道全てが不通になり、通信も途絶えるなど陸の孤島化したとのこと。
徐々にではありますが、道も復旧しつつあります。

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ただ、ここも過疎化の波は激しく、2010年の国勢調査では人口522人。2005年と比べ30%近い大幅減となり、人口減少率全国一となりました。
村では具体的な数値目標を掲げ、人口減少の歯止めと産業振興に力を尽くしているようですが、状況は厳しいようです。
わずかでも力を貸したいと、温泉や観光にやってくるのは、大都市周辺に暮らす者の奢りでしょうか…。

高野山からは高野龍神スカイラインと1.5車線の山道を約20km、車で40分ほど進むと見えてきました。
川沿いにへばりつく白い壁に赤い屋根の建物

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「ホテルのせ川」
所在地:奈良県吉野郡野迫川村北今西426
1泊2食:大人9,450円~
日帰り入浴:11~20時 入浴料:大人800円 JAF割引700円 (2012年11月)

こちらは宿泊専用のエントランス

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流浪の末、この地で生涯を終えた平維盛ゆかりの山里として、近年、観光PR中の野迫川村、その村営のホテルです。
こちらはこぎれいな脱衣所

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鍵付きロッカーは見かけなかったように思います。
いざ浴室へ…

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泉質:単純硫黄泉  源泉温度:19.7度  PH:10.4

二つの浴槽に無色透明な湯が溢れています。大きなガラス越しには峡谷の紅葉も見えます。

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湯は塩素消毒されているとのことですが、臭いはしません。
大きな特徴はないものの、広い湯舟を貸切状態で気持ちの良い湯浴みです。
窓の下には清流もかすかに望めます。

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同じ野迫川村にあった「雲之上温泉・開雲荘」が近年、閉館されたと聞きましたが、ここの客足はどうなのでしょう…。なんとか頑張ってほしいですね。

平家落人ゆかりの温泉…

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次はぜひ「雲海」を見に来てみたいです… 

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  1. 2012/11/27(火) 20:41:25|
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信貴生駒スカイライン・暗峠と石切温泉 その弐

紅葉真っ盛りの信貴生駒スカイライン

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路肩に車を停め、皆さん思い思いのスタイルで紅葉を満喫されています。

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やはり赤いカエデが眼をひきます。
下は双子1号が撮った同じ木の写真

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どちらが天地かわからないけど、こちらの方が迫力あるなぁ ;;

麓に下りて夕食ののち、向かった日帰り温泉は生駒山西麓の「ホテル セイリュウ」

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「ホテル セイリュウ」
所在地:大阪府東大阪市上石切町1-11-12
1泊2食:大人11,000円~ 
日帰り入浴:6~23時30分 入浴料:大人1,000円

地元では腫れ物の神様「石切さん」として親しまれる石切劒箭神社の門前町に位置するホテル

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なぜ腫れものに効くかの由来は、石を切る鋭い剣や矢からとされているようです。
この日は宿泊客・日帰り客で駐車場が満杯でした。

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エントランスから伸びるエスカレーター
ここのホテルのセールスポイントは「地上70階相当の高さから見る夜景」。どんな景色が待つのでしょう…

こちらは脱衣場

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リターン式ロッカー、おむつ台をはじめ、ハンドタオル・バスタオルも常備されています。
乳幼児連れにはとても優しい設備ですね。うちも双子が乳児の頃、冬場の鄙びた温泉などでは苦労しました…。

いざ浴室へ… 

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泉質:ナトリウム塩化物泉(低張性-中性-冷鉱泉)
源泉温度:18.4度  PH:7.2

ナ、ナッ、なんと石切…、ではなく貸切です。駐車場は満杯だったのに ^^

石組みの吐湯口からは無色透明の湯がザアザアと湯が注がれています。
湯舟の切り欠きからは…

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オーバーフローもしています。
客室は55室、団体客も多いホテルのようですが、洗い場は大小2か所

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タイミングが良ければこんな感じで余裕なのかもしれません。

広い湯舟で体をよく温めてから、隣接する露天風呂へ

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湯舟の周りは畳敷き。なんといっても塩ビの竹垣の向こうに夜景が…

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架線が邪魔しているものの、大阪の摩天楼や幹線道路がとても綺麗です。
実は近鉄奈良線がすぐ目の前を走っています。

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大阪圏では屈指の混雑路線、近鉄のドル箱路線のひとつです。
実は自分も大学時代の2年間利用し、秋から春にかけての帰り道はこの夜景をいつも眺めていました。
今や阪神電車とつながり、尼崎行や三宮行などかつて想像もできなかった行き先の電車が走っていますが、この景色はいつまでも変わりませんね。

都会の街並みを見下ろす絶景露天風呂…

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お月さんも綺麗でした。

<オマケ>

セイリュウからさらに下った大東市にある餃子の有名店「丸正」。
この日は、2012年にリニューアルしたばかりの「第2阪奈店」で夕食にしました。

所在地:大阪府大東市扇町5-2  
営業時間:17:00~翌1:00  [土・日・祝] 16:00~翌1:00 水曜休

行列必至の人気のお店、注文から待つこと10分ほどで出てきました、餃子15人前!

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ひとくちサイズの餃子、見事な焼き色…

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外はパリパリ、それでいてジューシー。具は白菜中心でヘルシー、大人なら軽く5人前はいけると思います。
家族5人で食べるは食べる、もう2つずつ、3つずつは当たり前…

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あっと言う間に完食~ッ!ごちそうさまでした。

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  1. 2012/11/26(月) 23:15:00|
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信貴生駒スカイライン・暗峠と石切温泉 その壱

燃えるようなメープルの並木

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空は抜けるように青く…

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コントラストも鮮やかです。
カナダではこんな綺麗なメープルから甘いシロップを採るとのことですが、「才色兼備」ならぬ、「彩食兼備」ですね。

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ここは奈良県の生駒山麓公園。
この日は快晴のもと、紅葉に見守られながら、双子1号&2号とフィールドアスレチックに興じました。

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全身を使って遊んだあとは信貴生駒スカイラインをドライブ。
時折、展望が開けるところでは、眼下に大阪平野が広がります

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この先、暗(くらがり)峠の手前にやや広い展望台があり、車を停めます。

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ここからは奈良盆地の側の展望も開けます。

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双子1号は熱心にカメラを構え…

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野草やバッタ、自分の影を撮っています。
最近、絵画コンクールで金賞を取ったのが自信になったのか、写真のコンテストに応募するらしいです…

この先しばらく行くと暗峠に着きます。

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これはスカイラインの足下を抜ける峠道の眺め。ハイカーでにぎわう「峠の茶屋」も見えます。
幅3m足らずの石畳の道は、大阪と奈良の府県境を標高455mの峠で越えていきます。

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古来から難波と大和を結び、さらには伊勢へと伸びる重要な街道。
井原西鶴、松尾芭蕉をはじめ、近代では司馬遼太郎の作品にもしばしば登場します。
生駒・金剛山塊にかけて数多くの寺・霊場を開いた修験者「役行者」(=えんのぎょうじゃ)も疾風のように駆け抜けたのでしょうか…。

民家の軒先には干し柿

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道脇にはコスモスが揺れます。

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この石畳の道、実は308号線というれっきとした国道です。
今でこそ、ハイカーでにぎわう峠ですが、昔は名のとおり鬱蒼とした道、大変な難所だったのでしょう。

スカイラインに戻り、奈良側を振り返ると…

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稲が刈られた段々畑、さらに矢田丘陵の向こうに奈良の街、大和高原の手前にはかすかに若草山も望めます。

この日は本当に暖かく、何度見ても空が美しい日でした。

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このあと山麓の温泉に向かいます。

(つづく)

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  1. 2012/11/25(日) 01:40:22|
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高野街道「西恩寺」と鳥地獄 その弐

錦繍の名にふさわしい西恩寺

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いつまでいてもキリがありません。
後ろ髪を引かれる思いを断ち切り、目的地の「鳥地獄」に向かいます。

「鳥地獄」とは、河内長野市内で数か所残る炭酸泉で、金剛山の山中に湧くもの。
温泉とともに湧き出る炭酸ガスにより鳥が死に至ることがあるため、恐ろしい響きの名前がついたようです。
温泉ブログの先輩方や登山のブロク等では、実際、炭酸泉の周囲で鳥の亡骸が見られたという記事がありますが、本当にそれほど威力のある炭酸泉が湧き出ているのか確かめに行きます。

千早赤阪村から河内長野市に入り、国道310号線をしばらく進むと石見川という集落に着きます。

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ガスが山のかなり低い所までかかっています。すっかり鄙びた風情ですが、ここからでも大阪の都心部へ行くのに1時間もかかりません。
「鳥地獄」への入り口は、バス停「石見川口」のあたり。民家の脇の細い道を下って行きます。

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100mほど行くと分岐点。ここから林道「地獄谷線」に沿って歩きます。

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道はコンクリート舗装が続きます。

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小さな、小さな栗のイガが多数落ちています。
杉林に入ってしばらくすると「鳥地獄」への分岐点が現れます。

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木の標識は字も判読しにくくなっています。
ここから右手に入り、よく手入れされた杉林の中、シダが覆う山道を踏み分けて登っていきます。

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シダが多いことからも湿気の多い谷筋と判ります。夏場はとても登る気が起こらない所です。
鬱蒼とした杉林が続き、本当に道が合っているか不安になり始めた頃、足元に赤茶けた水の流れが見え…

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その先が明るくなっています。あそこでしょうか?

そしてにわかに視界が開けると…

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木の杭で囲まれた湯だまり、そう、「鳥地獄」に到着しました。
色は褐色、素晴らしいことに「ブクブク、シュワシュワ…」と音を立てて炭酸泉が湧き、水面が波立つほどです。

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写真が下手で伝わりませんね、申し訳ありません > <

実際に足を運んでみると、周囲に大きな案内板や休憩所があったり、湯だまりから流れ出た炭酸泉がその下流でもたまり、池になっていることがわかりました。

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炭酸泉が湧き出るほうの湯だまりの縁にしゃがむと、以前訪れたドライアイス工場の裏で湧き出ていた炭酸泉とよく似た香りが…
やはり入之波温泉「山鳩湯」を連想させます。
温度を測ってみると11度

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水面の周りの土壁には炭酸泉の赤茶けた析出物が付着ています。
冷たい空気の中、足をつける勇気も湧きません(笑)

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幸いなことに鳥の死骸は見つからなかったものの、うす暗くジメジメした谷筋に、正直、あまり良い気持ちはしませんでした。
(ちなみに炭酸ガスによる窒息死は、鳥インフルエンザに感染した養鶏場などで大量処分の際に用いられる手法らしく、可哀想には違いないのですが、苦痛は感じないそうです)

邪気を祓うと言ってはなんですが、道を戻り、バス停から車で数分下った川上神社にお参りします。

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ここもカエデと銀杏が色づいています。
参道手前にはミズヒキソウの群落…

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タデ科の多年草。名の由来はご覧のとおり、御祝儀袋についている「水引」に似ていることから。

この川上神社、元はこのあたりの地名にもなっている鳩原神社という名前でしたが、明治時代に近隣の神社を合祀し、今の名前に改称したとのこと。

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祭神は、農業の神様である「素戔鳴尊=スサノオノミコト」

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京都の八坂神社や埼玉の氷川神社と同じ祭神。健康・長寿にも御利益があるとされています。

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毎年10月に行われる秋祭りでは、子どもの健やかな成長を願う「稚児相撲」という満1歳児による泣き相撲が行われます。

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改めて綴ることでもありませんが、お宮参りに始まり、七五三、初詣、厄払い…、
昔ほどではないかもしれませんが、日本人の暮らしと神社は今もつながりが深いですね。

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うす暗い地獄のあと見た紅葉、格別なものでした。

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  1. 2012/11/23(金) 15:30:53|
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高野街道「西恩寺」と鳥地獄 その壱

大阪と奈良の府県境をなす金剛山の麓に、都会の喧騒とは無縁の寺があります。

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名は「西恩寺」。
河内、和泉地方に点在するお地蔵さんのお寺 二十四ヶ寺からなる河泉地蔵霊場の第四番札所でもあります。

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阿弥陀三尊を御本尊とする融通念仏宗の寺。創建は鎌倉時代の初頭1198年とされています。

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あいにくの小雨の中、訪れる人もいない境内で紅葉が燃えています。

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ここ西恩寺は大阪府内で唯一の村、千早赤阪村に位置します。

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山門の下から道を振り返ると…

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赤、橙、黄、緑の競演です。

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他にどなたもおられないのは撮影には良いのですが、もったいない気持ちも湧きます。
京都の寺院では、早朝でもなければこうはいかないですね。

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この西恩寺、もとは高野山と同じ真言宗であったものの、江戸中期に住持を務めた僧の名にちなみ西恩寺となり、同時に融通念仏宗に改宗されたとのこと。

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鐘楼の裏手には銀杏の大樹

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近寄ってみると…

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無数に広がる萌黄色の扇子のようです。まだ完全な黄色ではありません。

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赤と黄色いカエデの対照も…

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捨てがたいですね。

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萌黄、橙、緑、赤…

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でも、一番存在感があるのは…

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やはり赤いカエデでしょうか。

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雨の紅葉はいつまで見ていても飽きません…

(つづく)

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  1. 2012/11/21(水) 20:31:32|
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和歌山・龍神岳と龍神温泉 その弐

すっかり雲が多くなってきた龍神岳山頂

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冷えた体を温めに、麓の龍神温泉をめざします。
高野龍神スカイラインをくねくねと下ると、ススキの穂が揺れる中、廃村(?)が現れました。

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ドライブや温泉行で深山の集落を見かけると、反射的に「ここはどうやって生計を立てているのか…」などと考えるのは自分だけでしょうか?
かつて、土地の産業を支え、歴史を重ねてきた地域が痩せ細るのは、なんとも言えない気分です。

標高が900mを切ると、紅葉が再び盛りとなります。

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荒涼とした冬景色の尾根から、麓に下って見る紅葉にホッとします。

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護摩壇山の休憩所から車で走ること約30分、標高400mの渓谷に位置する龍神温泉に到着。
弘法大師が夢に現れた龍王のお告げによって開かれたと伝えられる龍神温泉。
島根県の湯の川温泉、群馬県の川中温泉とともに「日本三大美人の湯」として注目を集めています。
こちらは老舗の「上御殿」

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紀州藩主御用達の由緒ある建物は、国の有形文化財にも指定されています。
今日の湯浴みはここ…

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「龍神温泉 元湯」
所在地:和歌山県田辺市龍神村龍神37
営業時間:7~21時 入浴料:大人700円 年中無休 (2012年11月)

のぼりや看板や木彫りなど、にぎやかなエントランス

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ちなみにここは3階。男性浴場は2階、女性浴場は4階となります。
リターン式の貴重品ボックスは受付横にあります。

こちら脱衣所は清潔で広く…

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手前にはリターン式の靴箱もあります。
いざ浴室へ… 

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泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉 PH:8.4、8.0

湯気が立ち込める広い内湯は、48.2℃のボーリング泉と47.2℃の自噴泉の大きな二つの浴槽に仕切られています。
大きなガラス越しには日高川と渓谷の緑が広がります。
いずれの浴槽も同じような量の湯が注がれ…

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オーバーフローも見られます。先輩方のHPでは、上記写真のボーリング泉のみ源泉掛け流しという表記が多いようでうが、本当のところはどうなのでしょう…。
温度は二つともほぼ同じで、無色無臭の湯。ボーリング泉はややヌメリがあり、極々薄味ながらダシ風味もします。
こちらは露天風呂。

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渓谷の冷気を浴びながら、気持ちの良い湯浴みができます。
往復1時間少々で山歩きとはおこがましいですが、山で冷えた体もすっかり温もりました 

弘法大師ゆかりの龍神温泉…

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龍神様のパワー、しっかりいただきました

※元湯内の写真は許可を得て撮影させていただきました。

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  1. 2012/11/20(火) 00:41:47|
  2. 和歌山県の温泉
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和歌山・龍神岳と龍神温泉 その壱

秋晴れの中、高野龍神スカイラインを快調に進みます。
標高1,000mを越えると所々展望が開け…

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朝日を浴びる奥高野の山々が眼下に広がります。色づいているのは広葉樹などの自然林の部分。
そして高野山から約1時間、護摩壇山の休憩所に到着。ここの展望台は「ごまさんスカイタワー」として親しまれています。

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気温は5度。風が冷たく、頬を刺すようです。> <
今日はその脇の山道を登っていきます。

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周囲のブナをはじめとする広葉樹はすっかり葉を落とし、早くも冬の装い

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麓はまだ紅葉真っ盛りなのに。唯一緑の物が眼に入ると、それは…

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柔らかい苔。これから雪の下でけなげに寒さを耐えるのかな…。
駐車場から歩くこと10分足らずで、標高1,372mの護摩壇山に到着。

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開けたピーク。名前の由来は、平維盛が逃れてきた時に平家の命運を占うため、ここで護摩を焚いたとの故事から。
「和歌山県夕陽百選」にも指定された護摩壇山からは西側の展望が開け、頂上に気象観測用ドームのある城ヶ森山(1,269m)が見えます。

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この護摩壇山の山域は標高1,000m以上ということから、ブナ林が広がっていましたが、温暖化・乾燥化で枯死が相次いでいるとのこと。
スカイラインのお陰で厳冬期でも車が通れるようになったのは便利な反面、西日本では貴重なブナが減るのは哀しいですね。

実は2000年まで、ここが和歌山県最高峰とされてきましたが、国土地理院が2000年に測量したところ、東側の尾根のピークの方が10m高いことが判明。
1,382mの高さを持つ和歌山県の新たな最高峰は「龍神岳」と名付けられました。
その「龍神岳」に向かって道を進みます。

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明るい尾根歩きは快適。しばらく行くと何か見えてきました。

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なんと雪!11月の和歌山で積雪があるのですね。しばらく前に積もったのでしょうか?
どうりで寒いはずです > <
体が冷えきったので、つい雪のキャンバスに…

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率直な心情を描いてみました 

頂上まではあと少しの所で、こんなものが左手に…

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ブナだと思われますが、まるで「千手観音像」のようです。
夜の闇の中で見たら、昔のアニメに出てくるような森のオバケか妖怪のようにも見えますね^^

深山に不釣り合いな電波塔が見えてくると頂上は、間近。

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そして、駐車場から写真を撮り歩きしながら約40分、龍神岳山頂に到着!

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頂上はやや広く、「龍神岳 1,382m 和歌山県最高峰」の石碑があり、東から西にかけて南側の展望が開けます。
東側には遠く大峰山脈の主稜が望め、手前に広がる広葉樹の森が…

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上質な毛皮のようにも見えます。

南に眼を転じると、雲間からは気象用語で言うところの「薄明光線」、俗に言う「天使のはしご」もかすかに見られます。

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あの光線の中を、麓の温泉まで一気に連れて行ってほしいなぁ… 

(つづく)

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  1. 2012/11/19(月) 21:21:41|
  2. 和歌山県の温泉
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山の辺の道・穴師坐兵主神社

私事ですが、鹿児島に暮らしていた叔母が亡くなりました。
人生の大半を奈良の明日香で過ごした叔母は、親族の事情で20年近く前に鹿児島に引っ越したものの、晩年、しきりに奈良に帰りたがっていました。
これは自分から叔母への手向けの記事です。

奈良盆地の東の縁を三輪山から春日山までを結ぶ「山の辺の道」。
春や秋のシーズンには多くの人々が訪れるその道から、わずかに東に入ったところに、訪れる人も少ない神社があります。

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穴師坐兵主(あなしにいますひょうず)神社

所在地:奈良県桜井市穴師1065

応仁の乱の頃、元々あった3つの神社を統合して今の姿になった穴師坐兵主神社。
神殿は三つの屋根からなる珍しいもの。

「山の辺の道」からはずれた所に位置する上に、雨模様の神社

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他にどなたもおられません。
この時期、京都の寺社仏閣には年配の方を中心に三脚の列が見られるものですが…

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他に人影のない神社。雨の中、狛犬だけが気を吐いています。

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冷たい雨、梢の先のしずくがアマガエルの指先を連想させます。

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ちなみに穴師とは穴を掘る人、兵主神とは武をつかさどる神。
ここの摂社(本神社の下にある小さな神社)に相撲神社があり、相撲・スポーツの神様としてあがめられています。

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この日は誰もいない神社で濡れた落ち葉を踏みしめながら…

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夢中でファインダーを覗いていました。

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歳を重ねると朝起きてから寝るまで、仕事のことや家族のこと、明日の予定や過去の事など何かしら物を考えてしまうようになった気がしますが…

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誰もいないここでは紅葉のこと以外に物を考えずにいられました。

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幼い頃、同じ奈良盆地に住んでいたので、叔母とはよく行き来がありましたが、社会人になってからは2度ほどしか会う機会がなく…

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最後は4年前に言葉を交わしたきりでした。

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叔母やいとこと遊んだ記憶は、断片的ではあるものの、昨日の事のように鮮明です。
最近の出来事はなかなか覚えていないのに不思議なものです。

手向けの記事でもあるので、同じ神社の晴れの日の紅葉も添えます。

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雨の時と風情が全く異なります。

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神社から「山の辺の道」の方へ出ると、巻向(まきむく)山を背景にススキが穂を吹いてます。

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同じ古都とされながら、京都とは趣の異なる奈良の魅力。
自分は叔母には遠く及ばない、生後から10年余り暮らしただけですが、夏の蒸し暑さ、信貴・生駒山に沈む夕陽、春秋の朝に立ちこめる濃霧…、今でも体の中にその風の香りと水が浸み残っている気がします。

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叔母さん、さようなら…。自分も奈良が大好きです。


※温泉記事でなくて申し訳ありません

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  1. 2012/11/16(金) 22:01:03|
  2. 未分類
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近つ飛鳥・弘川寺と華の湯

陽もすっかり傾いてから訪れた弘川寺

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所在地:大阪府南河内郡河南町弘川

大阪と奈良の府県境をなす葛城山麓に静かなたたずまいを見せる弘川寺、我々のほかに参拝客はおられません。

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奈良時代の修験道におけるスーパースター役行者(えんのぎょうじゃ)が665年に開き、行基や空海も修行した密教の霊場。
平安時代末期の歌人、西行法師終焉の地でもあります。

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西行と言えば、「願わくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃」
(=願いがかなうなら、満開の桜の花の下で死にたい、2月の15日頃)
の歌が有名ですね。

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平清盛や崇徳天皇とも深いつながりのあった西行は実際、如月の望月=旧暦2月15日の翌日にこの世を去ったとのこと。
今日は立ち寄りませんが、本堂の裏山に千本もの桜が植えられており、桜の季節には西行も生涯の最期に見たであろう景色が広がります。

ここ、弘川寺には春と秋にだけ公開する西行記念館もあり、ゆかりの掛け軸や古文書、西行の彫像や図書の数々が展示されていましたが、館内は撮影禁止のため画像はありません。
その記念館の前には…

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葛城山から伸びる山稜を借景に、よく手入れされた日本庭園が広がります。
この斜め向かいには、別の庭があり…

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真っ赤に燃えるカエデが眼を引きます。
日も暮れて、足下が冷え冷えする板張りの廊下から見ると…

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1枚の絵のようです。

すっかり冷えた体を温めに、麓に広がる羽曳野丘陵の端に位置する「華の湯」に向かいます。

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「華の湯」
所在地:大阪府羽曳野市野453番地 
営業時間:10~24時 入浴料:大人600円

間に夕食を挟んだのですっかり真っ暗です。
「スーパー銭湯」ではないか?という向きもあるかもしれませんが、ここ華の湯は、源泉温度42.1度、豊富な湯を活かし、内湯のジャグジー浴槽を除いて源泉掛け流しが楽しめます。
また、スパ銭にありがちなレストランなどもなく、純粋に湯を楽しめるところが気に入っています。
さらに日替わりで木の風呂と石風呂と2種類の趣の異なる湯が楽しめます。

こちらは広く清潔な脱衣所

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いざ浴室へ…

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泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性・中性・高温泉)
源泉温度:42.1度  PH:7.4 湧出量:490L/分

この日は男性用が木の風呂。一歩入ると独特の香りがします。
一部で消毒もしているようなので、その臭いでしょうか?しかし嫌な臭いではありません。

メインの浴槽は二つに分けられています。華の湯の各浴槽には湯温を示す電光表示があるのですが、ひとつは42.2度を表示していたものの、もうひとつはエラー表示 TT 若干、温度差があるように思います。
湯は無色透明ながら、苦みのある塩味

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オーバーフローした湯はこちらへ…

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洗い場も多数設置されています。

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エントランスの鍵付き靴箱の数が490番まであったので、単純に250人近いキャパを想定して造られているのでしょうか。いずれにしても広々としており快適です。
十分に体を温めてから露天風呂へ出ます。

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こちらの湯口から出る湯はかなり塩辛く…

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豆腐を作る際に使う「にがり」のようです > <
ちなみにこの日の露天風呂は42.7度を指していました。
こちらの樽風呂は1人用

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湯をいっぱいに張った所に入り、ザバーっとあふれる湯を眺めるのはとても心地よいです
他にも畳敷きの風呂や…

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水風呂、ジャグジー、サウナと各種楽しめます。

秋風で冷えた体を温める温泉…

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これからはしょっぱい塩化物泉の季節ですね 


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  1. 2012/11/14(水) 22:15:26|
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高野山・玉川峡とやどり温泉(再訪・その弐)

4か月ぶりに訪れたやどり温泉「いやしの湯」

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所在地:和歌山県橋本市北宿5番地
1泊2食:大人9,500円~
日帰り入浴営業時間:10~21時30分 毎月第3木曜休
入浴料:大人600円 橋本市民・高齢者など各種割引有

駐車場周囲のカエデも真っ赤に色づいています。

受付で入浴料を支払い、浴室へ向かう途中の食堂からも…

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紅葉を愛でながら食事ができます。

脱衣所は狭いながら清潔で、鍵付きロッカーやベビーベッドもあります。

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いざ浴室へ…

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泉質:ナトリウム塩化物泉(アルカリ性温泉) 源泉温度:30.4度 PH:8.5

明るい浴室、今日の男性用は石造りの湯。一歩足を踏み入れると塩っぽい独特の香りが漂います。
吐湯口からは時折、湯が足される仕組み。
透明な湯は特にクセがなく…

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オーバーフローした湯が流れ出る切り欠きを、かすかに湯が流れ出ています。
ここの特筆すべきはやはり露天風呂 

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吐湯口からは絶えず新鮮な湯が注がれています。

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こちらの湯はヌメリ感が強く、口に含むと薄いながらダシの風味。備え付けの湯温計は42度を指しています。
とにかく手の指の間がヌメヌメし、明らかに内湯と浴感が異なります。

塩ビの御簾垣の背が高く、視野は限られるものの…

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紅葉も眺められます。
もちろん絶えずオーバーフローしており、こちらの湯船から出るのが惜しくなるほどでした。

浴後に駐車場から川の方へ行ってみると

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紅葉のトンネルが道を覆っています。
アスファルトにも多数の葉が…

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雨を受けて艶めいています。
川の方に眼をやると…

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落下した落ち葉が列をなして流れています。

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帰路も車が停められるスペースを見つけては、お気に入りの紅葉を飽きず撮影しながら進みました。^^

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紅葉に包まれた山あいのいで湯…

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ヌメヌメがクセになりそうです

〈オマケ〉
和歌山県橋本市の周辺は柿の産地としても知られます。

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「いやしの湯」でも販売していました。

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なんと種なし柿が3個で100円。
ちなみに美味しい柿の見分け方は色が濃い目で、甘味を示す黒い点が浮かんでいるものだそうです。

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家に帰って食してみると本当に甘く、「いやしの湯」と同様に柿独特のヌメッとした食感を楽しみました ^^

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  1. 2012/11/12(月) 23:41:04|
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高野山・玉川峡とやどり温泉(再訪)

和歌山県橋本市方面から、2004年にユネスコ世界遺産として登録された高野山へ向かうルートには3本の国道があります。

1本目は1987年まで有料の「高野山道路」だった国道370号線、そして距離は大回りながら、近年、トンネルをはじめ大幅に改良された国道480号線。
そして、地図上では最短ルートのように見えるものの、「酷道」として知られる371号線。

その国道371号線、橋本の市街地から紀の川を渡ると、もう1.5車線の道となり…

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南海高野線の踏切を越えて上り坂にさしかかると、足元に柿やみかんの果樹園が広がります。
遠く金剛・葛城山麓にはガスがかかっています。

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コンディションの良くない国道、雨の日はより集中力が求められる一方、雨天を嫌った観光客や週末ドライバーが減るのではないかと読みましたがどうでしょう。

人工林が大部分を占めるこのあたり、少しばかりの自然林がガス越しに散見されます。

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ご存じのように高野山は平安期に空海が金剛峰寺を開いた真言宗の聖地。
ユネスコ世界遺産指定直後は、観光客で大そう賑わいましたが、その後はどうなのでしょう?

国道371号線は県道102号線との合流点から丹生川に沿います。

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その丹生川が刻む渓谷には…

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薄いガスがかかる中、色とりどりの紅葉が見られます。
しばらく行くと…

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岩壁の上に緑とのコントラストを見せるカエデや…

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小さな滝の上に姿を乗り出さんばかりの紅葉が見られます。
やはり雨のせいか観光客は少なく、少しもったいないなと感じていたところ、この場所に来られた年配の御夫婦から「ここは本当に綺麗ですねぇ…」と声を掛けられ、互いに紅葉を褒めあいながら写真撮影(笑)

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景色にせよ、食べ物、芸術にせよ、美しい物の素晴らしさを分かち合うと、人間の距離はとたんに縮まりますね。

実はこの場所は、今年の夏に川遊びに来た所。

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ブログを始めた頃の、今見返すと恥ずかしいばかりの拙い記事で同じ場所の写真をアップしましたが、とても同じ場所とは思えません。
単に気温や草木の色が違うだけではない、もっと全体的に漂う気が違うように思えます。

そんな理屈っぽいことは抜きに、色とりどりの木々はその美しい姿を次から次に見せてくれます。

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赤や黄色の紅葉だけでなく、川の流れや岩、もっと言えば、緑の常緑樹とのコントラストが紅葉をより引き立てるように思えます。
自然林が豊富な東北や信州の全山紅葉も大好きですが、色々なものとの混じり合って形造られる紅葉も、何か大事なことを示唆してくれるようで自分は好きです。

この丹生川、高野山域の最高峰 楊柳山(1008m)に源流を発し、紀の川へと流れています。

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ご存じのかたも多いと思いますが、「丹生」の付く地名は日本各地に存在します。
この近辺では奈良にもよく見られます。

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「丹生」とは現在で言う硫化水銀であり、色は赤い鉱石だそうです。「丹」とは赤、それを生むから丹生。
日本では古来、赤い色(朱)には罪や穢れを払い清め、悪霊を防ぐ呪力を持つと信じられてきました。

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と、ここまで書いてようやく気づきましたが、神社の鳥居や巫女さんの装束に朱色が使われているのもその由来なのでしょうね。

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昔の人々もこうした紅葉の赤に、神的な力を感じていたのでしょうか…。

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それはそうと、こんなに綺麗な紅葉を前にすると、もっと解像度の高いデジカメが欲しくなりますね。

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道具に走るより前にすることがあるだろうと自省しつつ、対向車に気を遣い、あちこちで車を止めながら撮影。
このあと温泉に行くつもりが、もう温泉なんてどうでも良くなって…、そんなことはないです(笑)

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そして、ようやく到着した「やどり温泉」

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やどり温泉「いやしの湯」
所在地:和歌山県橋本市北宿5番地
1泊2食:大人1名9,500円~
日帰り入浴:10~21時30分 入浴料:大人600円 ※橋本市民、高齢者など各種割引あり

ここが一番真っ赤な紅葉!^^

(つづく)

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  1. 2012/11/11(日) 21:12:06|
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近つ飛鳥・高貴寺と太子温泉

大阪と奈良との府県境に連なる金剛山地の西麓に広がる台地

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このあたり、都が大阪平野と奈良盆地を行きつ戻りつしていた古来より拓け、また、聖徳太子ゆかりの地としても知られ、古墳や史跡も多数点在しています。

この金剛・葛城・生駒の山塊には、奈良時代の修験者「役行者=えんのぎょうじゃ」の開いた寺が多数あります。
今日はそのひとつ高貴寺に向かいます。

途中の公園で真っ赤に紅葉したカエデに出会い、しばし道草

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紅葉は早くも丘陵地帯にまで下りてきているようです。

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今年は少し早いような気がしますが、どうなんでしょう…?
余談ですが、最近のコンパクトデジカメは色んな機能がついていますね。
例えば、「絵画調エフェクト」ではこんな風に…

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昔の絵葉書風なタッチに…、ちょっとドギツイ色彩ですね ;;

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これくらいのトーンの方が「近つ飛鳥」にはふさわしいですね。道を戻りましょう。
岩橋山の懐にあたる平石という小さな集落から、車1台がやっと通れる道に入ると石垣が見えてきます。

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「高貴寺」
所在地:大阪府南河内郡河南町平石

入り口わきに見つけた可愛い宿り木も…

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色づいています。

ここ、高貴寺は6世紀末から7世紀初頭にかけて、前述のように役行者が修験霊場として開山

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創建時は香花(こうげ)寺と名乗っていましたが、平安期に空海が来山した折に高貴寺に改称

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生涯に28回も熊野詣をした後鳥羽上皇も、その途中にここに立ち寄るなど、中世は「寺運、大いに栄え」とのこと(河南町HP)
その後、南北朝時代には戦火で焼失など、幾多の時代の変遷をたどり…

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明治維新以降は徐々に衰退。
今日も自分の他にはトレッキングと思わしき年配の男性が一人のみ。住職や僧侶の姿も見えません。

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それもそのはず。この高貴寺、司馬遼太郎の「街道をゆく」にも記述がありますが、真言宗における「律院」と呼ばれる修行を積むための道場とのこと。
住職の方針で観光地化することを良しとせず、檀家を1軒も持たないそうです。

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野鳥のさえずる中、境内を進みたどりついた本堂

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森閑とした空気が流れています。この時期、観光地化した寺院はどこも紅葉狩りの人々で賑わう中、ここの空気感は得も言われないです…。
役行者をはじめ、修験者達はこの空気感の中で何を会得していたのでしょう。

茶化すつもりはありませんが、ここで最後に絵画調エフェクトを使ってみました。

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決して絵葉書となることのないショット、自分だけの絵葉書にします。

高貴寺からは、車で北へ10分足らずの太子温泉へ向かいます。
信楽焼のたぬきが迎える太子温泉

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所在地:大阪府南河内郡太子町山田1131
営業時間:8~22時 大人入浴料:8~17時 平日:900円 土日祝:1000円
17~22時 平日:600円 土日祝:700円 ※JAF割引(10%)あり

料金はやや複雑ですね。脱衣所への入り口

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フロント横に電子式の貴重品入れがあるのに加え、脱衣所は全てリターン式のコインロッカーです。
そして浴室へ…

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泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉) 源泉温度:35度

広い浴場に入るとまず目につくのが、湯が流れ出る析出物のタワー

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近寄ってみると…

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ジャングルの滝のようです。湯は無色で、特に風味はなく適温。
こちらは内湯に隣接する露天風呂。

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眼の前に森を眺めながら入る露天、こちらは若干塩素臭がします。
源泉100%と表示がありましたが、オーバーフローはしていないようです。
その手前には寝湯。

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足元のほうで湯が勢い良く吹きあがっています。山あいの冷たい空気で頭を冷やしつつ、長湯もできます。

いにしえの歴史の香り高い「近つ飛鳥の里」に湧き出る温泉…

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析出物も湯の歴史の積み重ねですね

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  1. 2012/11/10(土) 22:24:56|
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長野・諏訪湖と大和温泉

黒い顔の渋いヤツ

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SLの代名詞「デゴイチ」。戦前から戦後まで、実に1,115両も製造された蒸気機関車です。
この824号機は昭和11年に浜松工場で製造され、昭和24年から昭和39年までの間、上諏訪を基地として中央東線、篠ノ井線で活躍。

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昭和45年に廃車されるまでの走行距離は170万km、実に地球42周分に及びます。
日本の戦前から、戦後の混乱期、高度経済成長期までの時代を、文字どおり牽引してきた老兵…

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今は諏訪湖畔の公園に身を横たえ、静かに眠っているようです。

今日は快晴の中、上諏訪駅でレンタサイクルを借り、諏訪湖畔までやってきました。

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真冬に湖面が凍結してできる御神渡(おみわたり)をはじめ、夏の花火大会で知られる諏訪湖の周囲には観光スポットも多数あります。

しかしながら今回は、間欠泉も片倉館もパスして、高島城の脇をすり抜け…

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地元の方に愛されている共同浴場、大和温泉をめざします。
諸先輩方のおっしゃるとおり、総合福祉センターをめざして、ようやくたどり着いた大和温泉。

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所在地:長野県諏訪市小和田17-5
営業時間:7~22時 入浴料:大人230円 水曜休み

ごくフツーの住宅の並びに小さな看板があります。
前には車はおろか、自転車も停めるスペースがなく、少し離れた空き地に自転車を停めさせていただきます。

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狭い路地を進むと、温泉の入り口の中庭のような空間に出ます。
入り口前にテーブルや椅子が置いてあり、食事などをしている先客グループもありました。

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別棟で受付をしておられるおばあさんに料金を支払い、のれんをくぐれば脱衣場。

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ガラス戸越しに浴室内も見えます。ロッカーは鍵のかからないタイプです。
いざ浴室へ…

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泉質:単純硫黄泉 源泉温度:69度 PH:8.8

緑色のタイルの浴室にはステンレスの浴槽。そこに張られた緑色の湯が静かに迎えてくれます。
湯は透明感があり、硫黄臭がします 

湯口は少し変わっていて、右手前にステンレスの流し台のような所で蛇口をひねると源泉が出る仕組み

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あとから入って来られた地元の方は、じゃんじゃん湯を投入されていました。
また、水は浴槽横の壁から突き出た蛇口があり、これで温度調整します。

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男女の浴室の仕切りは分厚いガラスで、様々な種類の魚のシール(?)が貼ってありました。

改めて、住宅街の真ん中にこんな新鮮な温泉が湧いているとは、地元の方がうらやましい限りです。
大和温泉さんの裏手には、木造の古い造りながら、組合員専用の温泉もありました。

上諏訪の市街地に湧く緑色の温泉…

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浴後の自転車の風が心地よかったです 

※記事は2011年春の訪問記です。

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  1. 2012/11/09(金) 01:27:21|
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長野・横岳と上諏訪温泉「衣温泉」

ピラタスロープウェイで到着した坪庭

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既に標高2,237m。ここまでは観光客のエリアですが、今日はここから横岳(2,472m)まで片道1時間のトレッキングを楽しみます。

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1周約40分の遊歩道でも思った以上にアップダウンがあり、溶岩の裾野に広がる針葉樹の森が見下ろせるポイントもあります。
ここ、北八ヶ岳エリアで知られるのは「縞枯れ現象」

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主にシラビソ、オオシラビソなどの針葉樹林で、帯状に樹木が枯れる現象。森に櫛がささっているようにも見えます。
国内では、奈良の大峰山系でも発生が見られますが、原因はよくわかっていません。

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縞枯れを眺めつつ、急登で高度を稼ぎます。
振り返ると眼下の樹海の中に笹原の島が浮かび…

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縞枯山荘の三角屋根も見えます。
急登が一服すると北横岳ヒュッテに到着。

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今日は快晴ということもあり、かなりの登山客が休憩・食事を摂っています。
ここからもう一息登れば…

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横岳山頂に到着。蓼科山もすぐそこに見えます。
目を西に転ずれば…

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穂高岳から槍ヶ岳までのスカイラインも。遠目に見ても中央部のたわんだ「大キレット」はスゴイですね。
さらに左手奥には…

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昨日登った車山高原越しに乗鞍岳も見えます。
しかし、南側に連なる八ヶ岳は…

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既にガスに覆われています。
しばしの間、山頂からのパノラマを楽しんだのちは、坪庭へとピストン

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ロープウェイを下り、上諏訪の温泉をめざします。
上諏訪の市街の小道を迷いながら到着した衣温泉

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所在地:長野県諏訪市小和田南3-18
営業時間:7~20時半 入浴料:大人200円

小さな川沿いの住宅街にありました。
昼下がりの「ジモ泉」、我々以外はどなたもおられないようです。

いざ浴室へ…

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泉質:含塩類炭酸泉  源泉温度:57.8度 PH:8.5

タイル貼りの浴槽にエメラルドグリーンの湯がたたえられています。湯は弱いながら硫黄臭もします。
緑色の湯と硫黄臭の組み合わせ、これを見ると新屋温泉や戸倉温泉を思い浮かべてしまいますが、ここは小ぶりです。
素晴らしいのは自分の好みに合わせて湯量が調整できること  

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また、見上げると天井は高いのですが…

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男女の浴室の仕切りは低め、仕切り越しに普通に会話できます(笑)。
ただ、あまり近づきすぎるとすりガラス越しに見えるのではないかと…> <
いわゆる「ふだん着の温泉」ですね。このあとも終始貸切で、新鮮な湯を満喫いたしました。

山を歩いたあとの温泉…

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やっぱりいいなぁ

※記事は2011年秋の訪問記です。

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  1. 2012/11/07(水) 20:59:24|
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長野・車山高原、白駒池と渋御殿湯

ビーナスラインから見上げる草原

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ふわふわのカーペットにも見えます。
空にはちぎったような雲

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秋晴れの中、リフトで車山高原頂上へ向かいます。
徐々に視野が広がり、遠くに蓼科山の端正な姿が…

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さらに進み、リフト終点から歩くと白樺湖も姿を現わします。

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ほどなく着いた頂上は大きな岩がごろごろし…

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さえぎる物がないため風も強いです。
眼を北西側の車山湿原、霧ヶ峰に転じると…

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冬枯れの高原が広がります。

実は6年前の同じ時期も、仕事上でどうしようもなくシビアな局面に追いやられ、この冬枯れの雄大な風景と空を観に来て、自分を慰めていました。
逆に言うと、この景色を見るとその頃の辛さが呼び戻されるのと同時に、それを克服した安堵感が複雑に入り混じります。

そしてその時にも訪れた白駒池を目指します。
北八ヶ岳の森はいつ来ても蒼い苔たちが出迎え…

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緑のビロードがとげとげしくなった気持ちを優しく包んでくれるような気がします。

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ただ、この白駒池は年々観光客が増え、麦草峠へ通ずる国道299号は大渋滞。
ようやくたどりついた峠の東側の駐車場からは人々が数珠つなぎに歩くという光景が展開されるようになりました。

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今回は人ごみを避け、麦草峠から針葉樹の森の中を歩くこと30分、白駒池のほとりに出ます。

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曇天が惜しまれますが、紅葉がしっかり見頃です。

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ここに来るのはもう4度目。一昔前は10月の連休時でも人はまばらで、貸しボートで水面に出ると、紅葉が映える池は静寂そのものでした。

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その当時、職場の方に写真を見せたら「この写真、カナダですか?」と真顔で聞かれたこともありました(笑)
それにしても車山はあんなに晴れていたのに山の天気は移ろいやすいですね。

せっかくなので6年前のフィルム写真もアップします。

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スキャナでなく、デジカメで当時の写真を写したので不鮮明ですね ;;

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雰囲気だけでもお伝えできれば…と思ったのですが、申し訳ないです。

白駒池からは蓼科の別荘地の迷路を縫うように渋御殿湯へ

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所在地:長野県茅野市奥蓼科温泉
宿泊料:1泊2食大人8,400円~
日帰り入浴:10~15時 入浴料:大人800円

武田信玄の隠し湯とされる渋御殿湯。
これらの写真は、翌朝の快晴時のものです ^^;

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建物は写真のとおり、細長く続いており、宿泊者専用の東側の温泉に行くのには長~い廊下を進んでいきます。
ようやくたどりついた脱衣所には、もう硫黄臭が漂います。

そしてドアを開けた浴室…

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「長寿湯」泉質:単純酸性硫黄泉(硫化水素型) 源泉温度 :30.6C度 PH:2.7

木造の浴室内、右奥が約25度の冷泉「御殿湯」、左側は約30度の「長寿湯」、手前が40度の上がり湯。
特に「長寿湯」は源泉の真上に造られ、底から湯が湧く、いわゆる足元湧出の湯 
最初は冷たく感じるものの、しばらくすると体が温かくなる不思議な浴感…。
周囲が鎮まるとぷくぷくと湧きあがる湯の音がします。
泡つきも相当なもので、湯が新鮮なのだなぁとしみじみ思えます。

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一方、冷泉は文字どおり冷たく、特に湯船の中で体動かすと、その冷たさが増すように感じます。> <
寒い秋の時期、ここに入る極意は体を動かさないことだと悟りました(笑)

浴室はこれ以外に西側にもありますが、そちらは小さな源泉浴槽と山の水を沸かした大きな浴槽。
洗い場やシャワーはそちらにあり、目的で使い分けると良いようです。

長湯のあとは食堂での夕食

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山菜の先付けや小鉢、肉鍋、川魚塩焼き、鯉の洗い、天ぷらなどが食卓を飾ります。

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登山客の方々も数多く、わきあいあいとした雰囲気の夕食は楽しいものでした。

渋御殿湯…

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期待していた以上の素晴らしい温泉でした!

※2011年の訪問記です。温泉の写真は許可を得て渋御殿湯さんのHPから転用させていただきました。

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  1. 2012/11/07(水) 00:29:33|
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長野・開田高原と鹿の瀬温泉

中央道中津川ICから国道19号線を塩尻方面へと向かいます。
途中、中央アルプスの空木(うつぎ)岳がちらりと見えます。

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この先、木曽福島から国道361号へと分け入り、ようやく到着した開田高原

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御嶽山の東の裾野、標高1000~1500mに位置する開田高原は、蕎麦と木曽馬の産地として知られています。
ススキの穂が風に揺れます。

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この日はたまたま「そば祭り」の日にあたり、牧場周辺をはじめ車が渋滞していたため脇道に抜けると、一軒の古めかしい蕎麦屋さんを見つけました。

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稗田茶屋:長野県木曽郡木曽町開田高原末川2852 ※営業日時は要確認

一見すると営業しているのかどうかもよくわからないほど閑散としたこの「稗田茶屋」というお店、通の間では幻の蕎麦屋として知られているようです。
朝夕の寒暖の差が激しい開田高原で育った蕎麦、ここでは100%蕎麦粉で打つとのこと。

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待つこと20分近く、つなぎがない麺は切れギレですが、とても食べ応えのある蕎麦でした。

お腹が膨れたあとは、木曽馬と触れあえる「木曽馬の里」へ行きます。

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木曽馬は、我が国在来の「日本和種」といわれる馬で、体高は平均133cmと競走馬などに比べかなり低いながら、厳しい自然環境に適応して強健で粗食に耐え、 ひずめは堅く、蹄鉄をうつ必要もないそうです。
農家では人間と同じ屋根の下で、家族同様に育てられ、性格は温厚。

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江戸時代には交通の担い手として大きな役割を果たしたものの、明治以降、外国産馬が大量に導入された陰で激減、一時は絶滅したと考えられていたようです。

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しかしながら、戦後、密かに守られてきた雄馬から、保存会の手により再び繁殖・育成が図られた結果、現在では木曽で70頭、全国では100頭余りが保護されているようです。
大きさはご覧のとおり、いわゆるポニー程度ですが、足腰はしっかりした感じです。

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子どもが乗る分にはちょうどいいサイズですね。

乗馬のあとは、ロープウェイで御嶽山の7合目へ。

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一気に駆けあがる途中、はるか東に蓼科、霧ヶ峰方面の山々が望めます。

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北東は美ヶ原でしょうか…

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ロープウェイの終点飯森駅は既に標高2,170m、街との気温差は軽く10度以上あり、風が冷たいです。
森林限界も近く、樹相はモミやツガが多く見られ…

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岩間の草も紅葉しています。

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夕日を浴びる左から摩利支天、飛騨頂上、継子岳の各ピーク。
ここから御嶽山最高峰、標高3,067mの剣が峰までは標準コースタイムで3時間で到着します。

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ロープウェイを使うここからのコースは、メインルート、田の原からのコースが御嶽信仰の登山者が数珠つなぎになるのと比べ、静かな山歩きができそうです。

空を見上げると

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秋の雲が広がっています。
日が山陰に隠れると風も冷たさを増します。ロープウェイで引き返し、冷えた体を暖めるため麓の温泉へと向かいます。

こちらが一軒宿の「鹿の瀬温泉」

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所在地:長野県木曽郡木曽町三岳瀬戸の原1-8
日帰り入浴:7~22時 ※要確認 入浴料:大人450円

昔の小学校のようなたたずまいのお宿。中もクラシカルな造りで、女将さんに日帰り入浴の旨を伝えると、しばし待ってほしいとのこと。どうやら女湯の先客の出を確認されていたようです。
待つことしばし、女将さんに貴重品を預かってもらい小さな浴室へ。

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泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
源泉温度:45.2度 PH:6.8

弱い金気臭のする温泉は濁った湯。湧出量は少ないようですが、縁からオーバーフローもしています。
写真は男性用浴室ですが、女性用の浴室は2人も浸かればいっぱいになるほど小さな浴槽のようで、女将が確認されたのももっともなことのようです。
また、洗い場にはリンゴの酢を使った「りん酢」というシャレたトリートメントが置いてあります。

団体客も皆無の静かな山の1軒宿の湯は、日帰りではもったいない気がしました。

鹿の瀬温泉…

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次は御嶽登山の前泊で使いたいね

※記事は2011年秋の訪問記です。温泉写真は許可を得て鹿の瀬温泉さん(木曽観光連盟)HPから転用させていただきました。

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  1. 2012/11/06(火) 00:10:37|
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香川・塩江温泉「奥の湯」

日もとっぷり暮れて到着した、塩江温泉「奥の湯」

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所在地:香川県高松市塩江町上西甲783-1
宿泊:大人1泊2食8,400円
日帰り入浴:9~20時 大人:470円(2012年10月)

高松の奥座敷として知られる塩江温泉は、戦前は琴平電鉄、通称「コトデン」の子会社による鉄道も敷かれ、演芸場付の温泉旅館があり、「四国の宝塚」として少女歌劇団まで備えた歓楽街を形成していたとのことです。
今宵は往時の廃線跡を探索することもなく、ひたすら18時の夕食に間に合うよう、車を飛ばしてまいりました。

フロントでチェックインを済ませ、まずは夕食部屋へ

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派手な豪華さはないものの、色彩も豊かな料理の数々です。
双子1号・2号はこちらのお子様ランチ

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ボリューム満点で、結局、私がかなり食べることに…> <

お腹いっぱいで部屋に帰ると、もう布団が敷いてあります。

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まだ、宿に着いて1時間経っていません(笑)
大浴場は夜8時までとのことなので、布団でゴロゴロする前にひと風呂浴びにいきます。

脱衣場はコインロッカーがぎっしり並び…

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ここが日帰り入浴主体なのだと改めて感じます。

では、浴室へ…

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泉質:単純硫黄冷鉱泉 源泉温度:17.3度 PH:9.6

湯気で不鮮明で申し訳ありません。で、ご覧のとおり、貸切~
浴槽は大小2つあります。

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湯は透明でほとんど無臭。激しい水流がありますが、オーバーフローは確認できませんでした。
時折、この石造りの湯口から新しい湯(?)が注ぎ込まれるようです。

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小さいほうの浴槽はいわゆるジェット風呂

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貸切もいいですが、土曜夜の8時前でどなたもおられないのは少し寂しいような気もします。

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気を取り直して、今度は部屋の温泉に入ります。
こちらがその浴室

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石造りで無機質ながら、ここの湯は源泉とのこと。
早速、カランをひねり湯を張ります。

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湯は大浴場と比べると滑らかで、わずかながら硫黄の香りもします

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湯を張るのに多少時間がかかるのも修錬のうち(笑)。源泉が個室で楽しめるのは贅沢ですね。
ただ、残念ながらこの湯も夜12時までです。
(フロントに確認すると、翌朝は9時からとのことでしたが、実際には朝8時半頃には温泉が出ました。)

そして翌朝、窓の外は桜の葉もわずかに色づき始めています。

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かなりの山あいですね。昨夕、ここまでの道も途中、1.5車線の区間がありました。
徳島県との県境も近く、夏にはホタルが舞い、冬には四国では珍しい雪景色も楽しめるとのこと。

朝食は食堂へ

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なんと我々の他には老夫婦が1組のみ。土曜日でも宿泊の方が少ないようです。
食堂の片すみには地域の特産品なども売っています。

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そして朝食はこちら

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野菜中心で、焼いたアジなどシンプルでヘルシーなもの。
こちらはグツグツと鳴る湯豆腐… 

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これからはこんな鍋が恋しくなる季節ですね。

チェックアウトを済ませ、改めてエントランスを…

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木の看板の字体に味がありますね。
ちなみにお会計は、土曜泊5名(大人3、こども2)で37,300円でした。

塩江温泉「奥の湯」…

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静かな山あいの素朴な温泉でした。


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  1. 2012/11/03(土) 20:58:33|
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愛媛・奥道後温泉「ホテル奥道後・ジャングル温泉」

男女あわせて26もの湯船を擁する「ホテル奥道後」のジャングル温泉。

泉質:アルカリ性単純硫黄泉 源泉温度:38.4度 PH:9.4

この先は撮影禁止とのことで、以下、ホテル奥道後さんに許可を得て、ホームページの写真を転用させていただきました。

こちらは階段の下に位置する「打たせ湯」

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大きな樹木の根が石組みを抱くように湯船の上にそそりたっています。
湯は透明でややつるつる感があり、左上の岩の方からオーバーフローしています。
ほのかな硫黄臭も…

この左手には「上がり湯」

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ここの湯はかなり熱く、足を浸けるのが精いっぱい。> <
45度以上はあると思われます。
また、写真右手側にはズラーっと洗い場が並んでおり、壮観です。

そして一番大きいのがこの「噴水風呂」

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新鮮な湯が3本の滝となって注がれています。湯は自分にはちょうどいい湯加減で安心。
数多く並んだ洗い場といい、白を基調にした湯船といい、古代ローマのテルマエをイメージしたコンセプトなのでしょうか…。レトロな味わいの中に清潔感もあって悪くはありません。

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我々が訪れたのは土曜日の午後でしたが、大きな湯船には他に1~2人のお客さんで、ざあざあオーバーフローする広い湯船を満喫できました。

この隣には変わった足湯も…

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つぼ型のマイ足湯。何か沈思黙考するにはいいかもしれませんね(笑)

ホテル奥道後さんには21本の源泉があり、うち8本が使用されているとのこと。
豊富な湯量を活かした数多くの湯船にはそれぞれ名前があり、こちらは「天狗の湯」

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草木に囲まれて入る石造りの湯船。こちらの湯はやや熱め。

このほか「新月」のいう名の塩風呂、

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「天国」の名づけられた白いタイル張りの浅めの湯船、

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緑色が鮮やかな湯の「どくだみの湯」、

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季節ごとに違う種類の湯が楽しめる「野尻」、

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など多彩な湯船があり、いずれも弱いながらも硫黄臭する湯が掛け流しとなっています。

そして一番奥にある「露天風呂」

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山あいのひんやりした空気の中、眼下に石手川を眺めながら入れる気持ち良い露天風呂です

そして、自分が一番気に行ったのがこちらの冷泉「常夏」

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大人2人が入ればいっぱいになる小さめの湯船に注がれる湯、表示は25~30度となっていましたが、実際には30度以上はあるように感じます。
とにかく、この湯はぬるぬる感が強く、泡つきも見られ、硫黄臭も強め
ただ、ホテルのHPでは「水風呂」としての効果の説明が…??
とても自分の勘違いとは思えないのですが…

この湯船に同じく長居していた常連さんと思しき年配の方から、色々お話を聞かせていただきました。
オジサンには、結婚された娘さんと産まれたお孫さんも女の子2人で、男の子を見るとうらやましくなるとのこと。ウチの愚息を見て「体格も良くて、将来が楽しみだねぇ」と過分なお言葉も…(笑)
近年、塩素臭がきつくなったと言われる道後温泉を避け、こちらに来られる方も多いとか。

豊富な湯にレトロ感もある「ホテル奥道後」のジャングル温泉…

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5歳の時に入った指宿のジャングル温泉の事を思い出しつつ、満喫いたしました 

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  1. 2012/11/02(金) 17:32:48|
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しまなみ海道と愛媛・奥道後温泉

広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ西瀬戸自動車道、通称「しまなみ海道」を車で進みます。

その第1の橋「新尾道大橋」

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全長546mの斜長橋。サイクリングで知られる「しまなみ海道」ですが、この橋だけは歩行者、バイク道が設置されておらず、歩行者・自転車などは、左側に主塔が見える「尾道大橋」を通らなければなりません。
両方の橋は調和に配慮した設計となっており、双子橋とされています。
(以下、参考:Wikipedia)

しばらく行くと「今治(四国)50km」の表示

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西瀬戸中央自動車道は全長59.4kmですが、新尾道大橋と来島海峡大橋までの間は約50km、まっすぐ車で進めば、40分程度で渡り切ります。

次に見えてきたのは「因島大橋」

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全長1,270m、主塔の高さは145m。
走っていて「大鳴門橋」や「瀬戸大橋」に似ているなと思って調べてみたら、因島大橋の建設で培われた技術が両方の橋の建設に活かされたとのこと。

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写真はいずれも愚息君が撮影。せっかくだから橋の上からの海の眺めも撮ってほしいな(笑)

そして次に見えてきたのが「生口橋(いくちばし)」

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全長790m、因島と生口島とを結ぶ橋です。

さて次の「多々羅大橋」はぜひとも横から眺めてみたかったので、大三島ICで自動車道を下り、「多々羅しまなみ公園」へと向かいます。

海岸沿いのプロムナードからの眺めは…

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白亜の主塔から無数のケーブルが伸びる美しい姿。
全長1,480m。1999年の完成当時は世界最長の斜長橋でした。フランスのノルマンディー橋とは姉妹橋とのこと。
あまりにも美しい橋なのでもう少し近寄って…

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「ブラヴォー!」
この橋は、主塔の下の歩道で手を叩くと音が何度も反響する「多々羅鳴き龍」といわれる現象でも知られています。

この「しまなみ海道」には、他にも数多くの名物がありますが、そのひとつがマリンオアシスはかたの「塩ソフト」

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「はっ!かっ!たっ!の塩!」を使ったソフトクリーム。
ご存じかもしれませんが、その原材料の9割ほどは、メキシコやオーストラリアの海水です。
その「塩ソフト」がこちら…

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青味がかったソフトは、味が深いというか、明らかに甘味が増しています。
JAF会員証提示で割引(250→200円)も受けられます。
砂浜で海を眺めながら食べるソフトはまた格別ですね。

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鏡のように静かな水面。遠くにはこれから渡る「伯方・大島大橋」の主塔も見えます。
瀬戸内海は、水道と呼ばれる河のような所、潮が激しく渦巻く鳴門海峡など、本当に多彩な表情を魅せてくれます。
こちらのマリンオアシスにはサイクリストの方も多数、休憩されていました。

そして「しまなみ海道」のしんがりは「来島海峡大橋」

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第1~第3まで世界初の3連の吊り橋であり、全長は4,105mに及びます。
この橋も全容を眺めたく、今治北ICから展望台のある糸山公園に向かいます。
駐車場から展望台まで行くと…

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自衛艦がゆっくりその灰色の巨躯を橋の下に滑らせようとしています。
調べてみたら、岡山・玉野で建造された「しもきた」という輸送艦です。

この来島海峡は日本三大急潮とされ、その流れは最大10ノット、時速にして18.5kmにも及びます。
展望台から眺めても河が流れるように見えます。

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その急潮を切り進むように「しもきた」は、斎灘(いつきなだ)から燧灘(ひうちなだ)方面へとゆっくり進んで行きました。

さていよいよ四国に渡りました。お目当ての奥道後温泉までは今治から1時間足らずで到着。

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「ホテル奥道後」
所在地:愛媛県松山市末町267
日帰り入浴:7~22時 入浴料:大人550円 (2012年10月)

ゲートには菊人形のキリンがお出迎え

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まだ菊の時期には早くて残念ですが、これいいアイデアですね。満開の頃を観てみたいです。
アプローチを行くと様々なPRポスターや…

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土産物店が並び…

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良い意味でB級モードを醸し出しています。
ようやくたどりついた入り口

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お待ちかねのジャングル風呂への入り口にはこんな表示が…

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泉質はご自慢のもののようで期待が膨らみます。
そしてジャングルに足を踏み入れると… 

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そこには非日常の大空間が!!

(つづく)

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  1. 2012/11/01(木) 21:39:44|
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プロフィール

HAM1826

Author:HAM1826
季節の草花、温泉、旅行記をはじめ、自分の気に入っている風景を写真日記風に綴っています。

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