人生という名の夏休み

旅、花、庭、畑…、備忘録代わりの写真日記

「カモシカ5則」  燧ケ岳(5)

燧ケ岳・俎嵓(まないたぐら)からの眺望…

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眼下に尾瀬沼、遠くに女峰山、大真名子山、太郎山をはじめとする日光連山、その中で台形のシルエットは男体山。
少しくぼんでいるのは金精峠でしょうか、その右手には日光白根山が見えます。

9月に白根山頂から見た燧ケ岳の姿が目に焼きつき、とうとうここまでやってきたのですが、意外なもので、あまり感慨はありません。
やはりこのあと御池まで、そして大阪まで帰り着くことが念頭にあり、感慨に浸る心の余裕がなかったのだと思われます。

さらに右側に目を転じると…

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茶色の尾瀬ケ原の先に至仏山、右手のピークは、これから目指す燧ケ岳の最高峰・柴安嵓(しばやすぐら)です。

さっ、身体が冷えないうちに向かおうかとしたところ、岩陰から人の声がします。
見れば、若い男の子3人が登ってきており、既に頂上にいた自分の姿を見るなり、少し驚いた様子で、「おはようございます!」
と挨拶をくれます。
「おはよう!御池から?」「はい、5時に出発しました。」というからには、2時間半でここまで、かなりの健脚ぞろいです。

「じゃ、お先に!」と柴安嵓に向かいますが、ようやく現れた人の姿にホッとします。

このあと俎嵓から一旦下り、約15分で登り着いた柴安嵓の頂。

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標高2,356m、立派な石標が立つピーク。ここでなんと小さな粒の雹が勢いよく降ってきます。
これが痛いのなんの。やがて追いついて登ってきた若い3人も「痛い、痛いっ!」と連発…(笑)

慌ててレインウェアを羽織り、お互いに山頂で記念写真を撮り合い、はるかに武尊山も見えた尾瀬ケ原側の風景も、手早く写真に収めます。

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俎嵓にいた時より、明らかに気温も下がり、空は暗くなっています。
天気予報では午前中はなんとか持ちそうと言っていましたが、ご存知のように、天気予報とは一般に標高1,500mまでのもの…。
標高2,300mを超える山の頂では、やはりアテになりません。

念願の燧ケ岳の踏破は、あまり喜びに浸るいとまがなく、再び俎嵓に戻り、御池をめざします。
ざれたトラバースから見る御池側…

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右奥にどっしりとした会津駒ヶ岳、足元はるか下には、熊沢田代と呼ばれる湿原が見えます。

その熊沢田代まで下りてくると、木道の両側に池塘が出迎えます。

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ちょうど憩うのによいベンチもあり、ここで小休止。前日はここも賑わったのでしょうね。

振り返って仰ぎ見る燧ケ岳…

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もう柴安嵓は見えません。
西側の池塘越しには、同じく百名山の平ケ岳も…

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この時点で時刻は午前9時。タイムは順調…というより、もはや11時のバスには余裕で間に合いそうです。

無事に下山も果たせそうですが、ここで、ブロ友のばんばさんが教えてくださった登山の教訓「カモシカ5則」をご紹介します。

1 、自分の技術、体力以上の登山計画カ・モ・! 自分の力量をよく知り、登山ルートを研究し、無理のない計画にするシ・カ・ない!
2、登山届を出していないと、遭難した時の現在地が判らないカ・モ・! 登山届を提出し、家族や職場に計画を知らせておくシ・カ・ない!
3、標高が高いと気温も低い。山は平地より寒いカ・モ・! しっかりと防寒対策を踏まえた服装、装備品を準備するシ・カ・ない!

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4、登山道の状態や天気が悪いカ・モ・! 事前にしっかり確認し、条件が悪ければ計画を変更するシ・カ・ない!
5、入山前に体調を整えておかないと、登山中に悪化するカ・モ・! 事前の体調管理をしっかりするシ・カ・ない!
  体調不良のときは、無理をせず、入山を中止するシ・カ・ない!

実はコレ、北アルプス三県(長野県・富山県・岐阜県)合同スローガンとのことで、ご存知の方も多いかもしれませんが、これ全てが真理だと思います。

山の経験が重なるにつれ、人はどうしても過信や奢りが出がち…。
無事に登れて戻ってこられたのは、たまたま事故やトラブルに遭遇しなかっただけ…
いつも初心を忘れず、こうした謙虚さが求められるような気がします。

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さて、話は燧ケ岳に戻りますが、真っ暗闇の長蔵小屋を発って、ちょうど6時間の10時半を前に、めざす御池のバス停に到着。

濡れたウェアやシャツ類を着替え、さっぱりしたあとバスに乗り込み、帰路へ…

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このあとは、既に記したとおり、台風が西日本に上陸した中で、東武線、新幹線も定時運行で、無事に大阪まで帰り着くことができました。
ありがとう、燧ケ岳…


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<山行記録>
長蔵小屋 4:25 〜 長英新道分岐点 4:39 〜 1合目 5:15 〜 2合目 5:37 〜 3合目 5:50 〜
ミノブチ岳 6:51 〜 俎嵓 7:18 7:25 〜 柴安嵓 7:38 7:45 〜 俎嵓 8:00 8:04 〜
熊沢田代 8:55 9:06 〜 広沢田代 9:47 〜 御池 10:23

  1. 2014/10/29(水) 22:30:25|
  2. 百名山 【北海道・東北】

ぼっちのピーク  燧ケ岳(4)

※いつもにも増して長い記事です。

午前4時半、真暗闇の中、暖かな電灯が灯る長蔵小屋を発ちます。

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本来の予定では、小屋で朝食を摂ったあと、ゆっくり燧ケ岳を登り、深夜に大阪へ着く予定でしたが、
既に台風19号が九州に上陸する中、一刻も早く大阪に帰り着くため、出発時刻を改めて逆算…。
ポイントは、燧ケ岳を下った御池から会津高原尾瀬口まで1日に5本しかない会津バスの時刻。

予定より3時間半早い御池午前11時発のバスに乗れば、会津高原尾瀬口に12時35分に着き、野岩線・東武線経由で
夕方4時に北千住着、東京駅までの所要時間を30分として、東京駅午後4時半発ののぞみに乗車。
順調ならば、新大阪に午後7時過ぎに着き、我が家には午後8時着という目論見ですが、11時のバスを逃すと次は13時…。
この2時間のロスは、台風の進路を考えると致命的です(笑)

プランを着実に実行するためには、コースタイムと休憩を含め、尾瀬沼から燧ケ岳、御池までの合計時間を6時間半として、
朝の4時半には小屋を出なければならないという状況。我ながら過酷な計画ですな^^;

午前4時前に起床し、静かに身支度を整え、小屋を出発。真っ暗な木道をヘッドランプを頼りに進みます。

      hiuchi 502-460

人っ子ひとりいない木道。尾瀬沼周辺では、早朝にツキノワグマの出没情報もあり、戦々恐々としながら速足で進むため、
焦りと恐怖感が、焦点の合わない写真に如実に投影されています(笑)

朝食も弁当にしてもらい山小屋を発つパターンは、2014年9月に妙高山でも経験したものの、この日は、夜明けまで
まだ1時間以上もあります。

「(この暗闇の恐怖感、生き物としてDNAに訴えてくるレベルやなぁ…)」と思いつつ、到着した長英新道への分岐点。
コースタイム記録代わりに写真を撮るものの、先ほどの木道と同じく、ブレまくり…(笑)

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快晴だった前日には、おそらく多くの登山客が行きかったであろうポイントも、真っ暗な闇の森に沈んでいます。

ここで進路を右に取り、いよいよ燧ケ岳を東側から登るコースへとなるのですが、いくら進んでも平坦な道が続き、
「道を間違ったかな…」と焦燥感に駆られます。

そんな中、時折、笹原がゴソっと音を立てることもあり、恐怖感はピークに。
「ここでばったり冬眠前のクマ、しかも親子連れに会えばどうなるか…」
などと、考えながら進むこと50分あまり、見上げる空がようやく明るくなってきます。

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とはいえ、森はまだ漆黒の闇。自分の気持ちとの格闘のような気分になります。

余談ですが、自分の中で、「百名山」のようなピークハントにおいては、装備、行程の策定、天気の予測といった入念な準備が、
成功の要素の4割、当日の天候が4割、そして残る2割は、自分自身のモチベーションのように感じます。

今回の半ば強引ともいえる行程、机上のプランとしては万全ではあるものの、夜明け前から歩いても、新幹線が停まれば万事休すだし、
結局は台風の速度次第、JRの運行判断次第という他力本願…。
ともあれ、自分が取る行動として、11時までに山を下り、16時半に東京駅を発つことができれば、仮に新幹線が3時間余立ち往生しても、
その日のうちに帰れる…
そんな想いを繰り返し心の中で念じつつ登る山道、やがて勾配も急になり、樹木の背が低くなると、左手に山並みが見え始めます。

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待ち望んだ夜明け。中央に日光白根山、その右には、群馬では通好みの山とされる錫ヶ岳が見えます。
手前は言うまでもなく尾瀬沼。左端には、泊まっていた長蔵小屋をはじめとする建物群。まだ、眠りの中にあるようです。

眺望は利くものの、前日とはうって代わって薄暗い雲に覆いつくされた空。
ただ、いわゆる「高曇り」という状況で、しばらくは雨の心配もなさそうです。

登山道の前方には、目指す燧ケ岳のピークも垣間見えます。

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緑のヴェールをまとったようなピークは、俎嵓(まないたぐら)。最高峰の柴安嵓(しばやすぐら)は、まだ見えません。

ところで、この長英新道には、一合ごとにプレートがあり、行程の目安となります。

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同じ檜枝岐村内の会津駒ケ岳が、全長を示す距離標だったのとは対照的です。
実感として、1〜3合目あたりまでは距離も長く、ペース配分が遅いかと懸念したものの、5合目あたりからは、間隔も短く、次々に現れる印象でした。

やがて展望が利くミノブチ岳を過ぎると、ピークは目の前。

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最後は岩稜にしがみつくように登り、石の祠が祀られた標高2,346mの俎嵓へ午前7時18分に到着!

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と、誰もいない山頂…。結局、ここまで誰ひとりとして、会うことがありませんでした(笑)
(つづく)

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  1. 2014/10/27(月) 20:00:52|
  2. 百名山 【北海道・東北】
  3. | コメント:6

長蔵小屋  燧ケ岳(3)

尾瀬沼のほとりに位置する長蔵小屋

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長蔵小屋
 所在地:福島県南会津郡桧枝岐村尾瀬沼畔1
 営業期間:4月下旬~11月上旬 ※要確認
 宿泊料金:1泊2食付 大人8,000円(税別)  2014年10月

広く天井の高い三和土の片隅に受付があり、その脇には売店スペースがあります。

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缶ビールは400円、缶ジュースは250円だったような気がします。
ちなみに、写真右隅に写っているのは、桧枝岐に伝わる「ねんねこけし」とのこと。

登山靴は部屋へ持っていくシステムで、自分が指定された部屋は2階の大部屋。
階段を上ると、床板が鈍く光る年季の入った廊下が続きます。

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画面右側は尾瀬沼に面した部屋。左は森側に面しており、自分は残念ながら左側の部屋のようです。

指定された部屋のふすまを、遠慮がちにそーっと開けると…

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2段ベッドが4つ、計8か所のスペースに仕切られています。
先客の2人は、ザックを置いておられるものの姿は見えず、風呂か散策かと思われます。

受付のお兄さんによると、台風接近に伴い、この2、3日で、どっとキャンセルが出て、この日はこの部屋を男性4人で使用とのこと。
見渡すと、畳の片隅に4組の布団があったことから、ピーク時は畳に布団を敷いて、12人収容となるのかもしれません。
ちなみにコンセントは1か所、2口ありました。

探索がてら、再び1階に下りると、蛇口が並ぶ洗面所。

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どれも勢いのある水が出る蛇口。山小屋を選ぶ際、水量の豊富さは本当に大きなポイントだと思います。
そしてその奥には、風呂まで。(入浴時間:午後4時~午後6時半)
但し、ご存知のように尾瀬の山小屋ではシャンプー・石鹸類は使えないこともあって、自分は会津駒ヶ岳から下山後、
桧枝岐の温泉「駒の湯」で1時間半の温泉三昧… 
結局、小屋では、入浴しませんでした^^;

そして山小屋泊、最大の楽しみの夕食。指定された午後5時半に食堂へ。
この日のテーブルに並んだメニューは…

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ピリカラ風味の鳥の空揚げに、ポテトサラダ、刻んだキャベツ、がんもどきにインゲン、お味噌汁に山盛りの白御飯。
たっぷり山を歩いた後は、こうした家庭料理風の食事が最高に美味しく思えます。

早々に夕食をたいらげた後は、土産物コーナーを冷やかし…

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廊下をはさんで向かい側の談話室へ。

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夕食を一番先に終えてここに来たため、まだ誰もいない状態。
薪ストーブの前には、ギターの他、山関連の書物や写真集が多数置かれています。
ここでは自家焙煎の珈琲をお願いしました(350円、午後7時まで)

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ストーブの炎を観ながら味わう珈琲、山小屋での至福のひと時に思います。
そのうち誰もいなかった談話室は、食事を終えられた方が三々五々入ってこられ、満席状態に。
時計を見ると午後7時。一旦、部屋に戻って防寒用に雨具を羽織り、小屋の外へ出ます。

見上げると空一面の星…

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台風接近前とは思えない静かな日曜の夜…。
子らは「サザエさん」を見終えた頃だろうか…と想いを馳せつつ、翌朝、4時半に小屋を発つべく、このあと早々に就寝しました。
(つづく)

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  1. 2014/10/25(土) 18:41:20|
  2. 百名山 【北海道・東北】

尾瀬沼  燧ケ岳(2)

時刻は午後5時。夕食前に尾瀬沼のほとりに出てみます。
色づいた落葉松に囲まれて建つのは、長蔵小屋の無料休憩所…

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沼のほとりに建つ休憩所では、お昼時にはカレーなどの軽食も出されるようです。
中でもぜんざいが人気とのことですが、尾瀬沼を見ながらのぜんざい、味わいもまた格別でしょうね。

こちらは、沼山峠から歩いてきた大江湿原側の眺め…

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セピア色に染まる風景の中で、森の樹々が静かに暮れなずんでいます。

さらに沼のほとりに進み、小屋の受付のお兄さん曰く、小屋近辺で一番眺めが良いというベンチ脇に出ます。

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正面に燧ケ岳を眺めるビューポイント。
これでも十分美しい眺めですが、無風なら、水面が鏡面となり、山影が一段と美しく見えるのかもしれません。

改めて、標高1660mに位置する尾瀬沼、燧ヶ岳の噴火により川が堰き止められできたとされます。
周囲7kmの沼を囲むように木道が敷かれ、ゆっくり歩いて2時間程度の散策コースとなっています。

長蔵小屋の裏手にあたるこの周囲では、他の宿泊客の方も、熱心に写真を撮っておられます。

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中でも男女の中高年のグループは、思い思いにポーズをとって、はしゃいでおられます。
きっと下界では見せることの少ないであろう、無邪気で屈託のない笑顔と笑い声…。
それらを自然と引き出すのも、尾瀬の持つパワーなのかもしれません。

見上げると、夕方から出てきた雲は薄く、シルクのように空を覆います。

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夕食時刻も迫り、真っ赤な夕焼けまでは見られそうにありませんが、残照を跳ね返す水面、黒い森のシルエット、広い空…
いつまでもボーッと眺めていたい景色です。

尾瀬沼畔から仰ぎ見る燧ケ岳…

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尾瀬の盟主にふさわしい風格のある山に見えました。「(さてと、晩御飯、晩御飯…)」
(つづく)


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  1. 2014/10/23(木) 22:58:42|
  2. 百名山 【北海道・東北】
  3. | コメント:4

尾瀬・大江湿原  燧ケ岳(1)

日もすっかり傾いた沼山峠。御池とともに、尾瀬の北側の玄関口にあたります。

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会津駒ヶ岳から下山し、麓の温泉「駒の湯」で息を吹き返したのち、会津バスでたどりついた沼山峠。
時刻は15時前ということもあり、尾瀬沼方面から戻ってくる登山者と多数すれ違いながら、長蔵小屋をめざします。

この日の天候は一日中快晴。夕方近くになっても青く、高い空…

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このようなオオシラビソの森をしばらく登ると、道は下りばかりとなり、あっという間に大江湿原に足を踏み入れます。

木道が輝く湿原…

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一般的に草紅葉は、9月中が見ごろとされますが、10月半ばの冬枯れのカーペットも素敵だなと思います。

この沼山峠から尾瀬沼までは、わずか1時間とあって、すれ違うのは家族連れ、しかも、乳幼児を抱っこしたファミリーをはじめ、
いわゆる「山ガール」としてデビュー間もないであろう若い女性とそのペアが目立ちます。

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沼山峠は東京方面からのアプローチが鳩待峠に比べて不便で、初心者には敬遠されているかと予想していましたが、
御池の駐車場に車を停め、シャトルバスで来られる方々でしょうか、あまりの数に驚きました。

いずれにせよ、小屋泊は完全予約制の尾瀬に、日帰りハイキングで来ることができる関東の方々がうらやましく感じます。

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この尾瀬をはじめ、上信越国境や八ヶ岳、奥秩父、丹沢など、初心者から熟練者まで、幅広い受け皿のある関東に改めて憧れを感じます。

関西にも、六甲山や金剛山、さらには大峰・台高、比良、丹波といった山域が広がり、登山文化のすそ野は広いのですが、
いかんせん標高が低く、早くから植林が進み、さらには、修験道など古くから信仰の対象となっているため、かえって人間臭さを感じるというか…。

うまく表現できませんが、関東平野は山が遠いのに対し、関西は大阪の中心部でさえ、生駒や北摂の山が近くに見えることで、
山が日常に溶けこんでしまっているというか…。

山歩きを楽しむ中で、山だけでなく湖沼や高原などと相まった表情の豊かさ、広葉樹の多い樹相においても、関東には関西にない魅力が多いように思います。

そんな想いを巡らせていると、右手に燧ケ岳の横顔が…

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日光白根山から見つめて以来、ようやくその裾野に立つことができた燧ケ岳。
既に西日本は、台風の暴風雨圏内という中にあって、青い空の下に鎮座する姿に、明日も晴れていてほしいな…と願います。

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大江湿原をさらに進むと、前方に落葉松のシルエットと西日に輝く水面が見え出します。

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この尾瀬沼のほとりに建つのが今夜のお宿、長蔵小屋。

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尾瀬で最も古い山小屋、年季の入ったシブイ小屋だなぁ…。
(つづく)


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  1. 2014/10/22(水) 00:04:38|
  2. 百名山 【北海道・東北】
  3. | コメント:8
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プロフィール

HAM1826

Author:HAM1826
季節の草花、温泉、旅行記をはじめ、自分の気に入っている風景を写真日記風に綴っています。

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