人生という名の夏休み

旅、花、庭、畑…、備忘録代わりの写真日記

斜里岳・ロールベールラップサイロ・馬鈴薯… 北海道

清里町から望む斜里岳

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知床半島の付け根に、長くすそ野を伸ばす斜里岳。
標高は1,545mながら、その秀麗な姿、存在感から深田久弥の日本百名山に名を連ねます。

その斜里岳からの火山灰が降り積もった大地は、水はけが良く、良質の小麦、テンサイ、馬鈴薯の栽培が盛ん…

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パッチワークの大地は、なだらかに波打ちます。

この先、裏摩周展望台に向かって車を進めるとおなじみの光景…

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牧草がロール状に巻きあげられた「ロールベールラップサイロ」
白や黒のポリエチレンで包まれることが多いサイロ、従来のタワー型に比べ省力化が図れることから、今やすっかり主流となったようです。

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双子2号は、初めて白いロールサイロを見た時に「ラムネ、ラムネ!」とはしゃいだものですが…
ラッピングされていないそれは、グリコの「クリームコロン」というお菓子を連想させます。

この札弦(さっつる)と呼ばれるあたりでは、一面の馬鈴薯畑が広がります。

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ごく薄く紫がかった馬鈴薯の花、風に揺れて写真を撮るのに苦労します。

ともあれ、2014年夏に4泊5日で駆け抜けた道東の旅、記事を綴りながら、改めて北海道の風の心地よさに浸っている気分でした。

果てしなく続く大地と空…

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北海道を旅するたびに好きになる景色です。


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  1. 2014/09/22(月) 12:00:00|
  2. 北海道

釧路川源流部カヌーツアー 北海道

然別湖でカヌーに乗れなかった中、川湯温泉のホテルで釧路川源流部をカヌーで下るツアーのポスターを見かけ、
問い合わせたところ、午後のツアーのひとコマだけ空いているとのことで、急遽予約。

スタート地点は、和琴半島に近い屈斜路湖のほとり。乗り込むのは、こちらのカナディアンカヌー…

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「メジェールファーム・自然塾」 カヌーツアー
 所在地:北海道川上郡弟子屈町 屈斜路420-1
 電話:015-484-2131
 釧路川下り90分コース:大人5,000円 18歳以下2,500円
 ※その他、釧路川150分・半日コース、早朝レイクカヌーコースなどあり

2人までならシングルカヌー、3〜5人なら写真のように2隻を繋いだ双胴式のカヌーで下ります。

波のない鏡面のような屈斜路湖から釧路川の源流部へ入ると…

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両岸は鬱蒼とした森。
鳥のさえずりとパドルが水を掻く音だけの中、ガイドさんの案内に耳を傾けつつ、清らかな流れをゆっくり下ります。
ガイドさんによると、台風の影響で水が濁っているとのでしたが、十分に澄んで見えます。

大半は穏やかな浅い流れが続くものの、時には川幅が狭くなり、川面に枝を張り出す樹々に頭を下げたりも…

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幾つかの枝を潜り抜ける中で、不覚にも帽子に掛けていたサングラスを枝に取られ、あえなく流れに呑まれてしまいました…orz

川をさらにゆったり下り、浅瀬で休憩。

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ローズティーでお茶のあとは、水にドボドボと浸かってプチ探検。
浅瀬に沈んだ倒木や、河岸の茂みの下にいたのは…

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ウチダザリガニ。
食用として北米から持ち込まれましたが、一般的なアメリカザリガニに比べ、青みがかった色合いが特徴。

この他にも釧路川には、同じく北米原産で野生化したミンクなども見られるとのことですが、
外来種による生態系の変化は、人工物の見えない道東の源流部まで及んでいるのですね。
ちなみに、ミンクが野生化したのは、バブルの崩壊による毛皮需要の落ち込みが大きな原因だとか…。

川下りを再開し、しばらく行くとひときわ透明度の高い水域が現れます。

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ここは川底から水が湧く地点。湧き出す水の温度は8度。
試しに水中の様子を写すべく、手をつけてみましたが…

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ものの数秒もしないうちに、指先がシビレます。
ちなみに、ひときわ鮮やかな緑はクレソン。
このあたり、水が綺麗過ぎてプランクトンも発生しないことから、魚類は生息しません。

この後もゆらりゆらりと流れに身を任せつつ、カヌーは進み、90分コースのゴール地点へ。
最後に現れたのは、右前方から釧路川に合流する支流の白い流れ…

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畑の中を通って合流する白い川、青い本流にカフェオレが注がれるような光景です。
普通は濁る本流に細い清流が合流するパターンが多いように思いますが、不思議な眺めでした。

静かな静かな釧路川の源流部カヌーツアー…

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ファミリーからご年配まで満喫できる、穏やかな川下りでした。


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  1. 2014/09/17(水) 20:40:42|
  2. 北海道
  3. | コメント:6

北見相生駅跡 北海道・津別町

白樺並木に沿う廃線跡…

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「道の駅あいおい」 北見相生駅跡
 所在地:北海道網走郡津別町相生
 道の駅営業時間:売店 9~18時 飲食店 11~18時 ※季節変動あり

旧国鉄相生線・北見相生駅、現在では、国道240号沿いの「道の駅・あいおい」に隣接する鉄道公園となっています。

1985年(昭和60年)に、第1次特定地方交通線としてバスに転換された相生線。
もとは、美幌と釧路を結ぶ「釧美(せんび)線」という長大路線として計画された部分の一部。
1925年(大正14年)にとりあえずの終着駅として開業した北見相生駅は、廃線当時のままの姿を残しています。

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この先、釧路までの区間は、測量段階で凍結されましたが、もし開通していたら、
美幌峠や阿寒湖、雌阿寒岳などを見ながら走る風光明媚な路線になっていたのでしょうか…。
とはいえ、この先は原生林と急こう配の難工事、なおかつ、営業的には観光シーズン以外はふるわなかったでしょうね。

駅構内のレールに保存されているのは、貨車や客車、ディーゼルカーのほかに、こんなユニークな車両が…

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なんとも愛くるしい顔の黒い車両。これは「キ700形」と呼ばれる、線路の雪を取り除くラッセル車ですね。
昔の車両は車もそうですが、生き物のような顔立ちで、愛嬌があります。
いつも同じようなことを言いますが、最近は車も電車も目つきが鋭く、怖い印象ですね…

こちらは、貨車の扉のロック…

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南京錠はあとから付けられたもののようです。

そのそばには、かつて北海道を代表するディーゼルカーだった「キハ22」

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北海道と本州の北部で活躍した二重窓・防寒仕様のディーゼルカー。
朱色とクリームの懐かしい塗装ですが、浮きが目立ち…

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躯体の腐食も進んでいるようです。

この朱色とクリーム、日本中のディーゼルカーで見られた色ですが、今さらながら、優しく、暖かい印象です。
それにひきかえ、最近の鉄道車両は、ステンレスやアルミ一辺倒で、機能本位でクールで冷たい感じですね。

…と、時代錯誤のセンチメンタルに浸る廃線跡…

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もう5年早く生まれていたら、相生線に乗れたのになぁ…


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  1. 2014/09/15(月) 22:45:34|
  2. 北海道

残照 屈斜路湖

水面に残照を映す屈斜路湖

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湖を取り巻く外輪山から現れ、空を駆けていく雲…

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水切りの石を探すひと時…

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初めて見る美しい景色、美味しいご当地の食べ物、痛快なアクティビティにも心躍るけど、
家族の旅の思い出で印象深く残るのは…

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こうした、何もしていない時の風景なのかもしれない…


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静かに屈斜路湖を楽しみたいなら…

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  1. 2014/09/01(月) 23:15:39|
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神の子池 北海道・清里町

清里市街方面から道道摩周湖斜里線を南へ、やがて見える「神の子池」の看板で右折ののち、ダートの林道を約2km進みます。
駐車場から歩道を進むと、すぐに清らかな水の流れが見えます。

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浅い流れの中を覗いてみると…

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身体に斑点を持つオショロコマがゆらりと泳いでいます。
日本では、北海道のみに分布するサケ科の淡水魚。然別湖畔に宿泊した折にも、夕食の膳にあがっていました。

この先、道を進むと、ほどなくそれは見えました。

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神の子池
 所在地:北海道斜里郡清里町
 無料駐車場50台程度

森の中に輝くコバルトブルーの池。周囲わずか220m、水深5mで、青い色は水酸化銅の成分とも言われます。

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摩周湖のアイヌ名「カムイトー=神様の湖」の伏流水、すなわち「神の子の池」というのが名の由来。
ただ、実際には摩周湖の外輪山へ降った雨水が、伏流したものだと科学的に実証されています。

池の底には、まるで化石のような倒木が何本も横たわります。

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水温わずか8度という環境下で、腐らずに沈む倒木。
その下をズームでよく見てみると…

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底から黒い砂が湧水によって湧き上がっている様子も窺えます。湧き上がる水の量は、1日12,000トンにも及ぶそうです。

摩周湖の子どもとされる「神の子池」

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静かなロケーションの神秘的な池でした。


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  1. 2014/08/30(土) 20:30:44|
  2. 北海道
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プロフィール

HAM1826

Author:HAM1826
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