人生という名の夏休み

旅、花、庭、畑…、備忘録代わりの写真日記

長湯温泉 「山の湯・かずよ」

山肌にかたどられた温泉マークの植栽…

201707 nagayu 100

九重連山の麓に位置する長湯温泉。温泉客を歓迎するこの植栽、かなりの時間と労力がかけられていると
見受けるものの、多くの温泉宿や飲食店が並ぶ県道からは死角になっており、我が家が泊まった宿からしか
見えないのではないかと思われる。

こちらが、2017年7月の3連休に宿泊したお宿…

201707 nagayu 95

山の湯・かずよ
所在地:大分県竹田市直入町長湯横枕2405

滝や水辺の石橋など、炎天下にあちこちを観光した後、チェックインしたのは、早めの午後3時。

早速に温泉へと足を運んでみると…

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泉質:炭酸水素塩泉  源泉温度:52.1度  PH:7.0

黄色味を帯びた褐色の湯が、広い湯舟の9分目ほどに張られ、その表面には、白い炭酸カルシウムの結晶が
浮いているが、湯の香りは感じられない。

余談ながら、この時間に湯を張り終えていないということは、毎日、湯舟の湯を落としているのだろうか…。

何より目を引くのは、源泉が流れ落ちる場所に、山のように積み重なった析出物…

       201707 nagayu 115

鍾乳洞の棚田を連想させる色と形状。

流れる源泉と析出物が織り成す造形美に見とれるものの…

   201707 nagayu 135

やや熱めの湯のため、あまり長く浸かっていられないので、露天風呂へ…

201707 nagayu 145

外の光で見ると、やや白濁した感じに見える露天風呂。

小さめの湯舟にはどんどん源泉が注がれ、あふれ出た湯は、縁石の切り欠き部分から、勢いよく流れ出ていく。

       201707 nagayu 160

時刻は、午後4時。
まだまだ日が傾いたばかりの九州・大分…

     201707 nagayu 170

「おんせん県」の名に納得の湯めぐり。

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夕食後…

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  1. 2017/08/01(火) 22:51:06|
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明礬温泉 鶴寿泉

別府七湯のひとつ明礬温泉。
小さな旅館が並ぶ一角に位置する、共同湯「鶴寿泉」のたたずまい。

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鶴寿泉
大分県別府市明礬3組
営業時間:午前7時~午後8時 寸志

時刻は午前6時50分。
7時からの営業開始前とあって、周囲には誰もいない。

手持ち無沙汰の中、周囲を見回すと、すぐそばの空き地で、温泉の蒸気が吹き上げている。

    20170716 kakujyusen 160

家並みのそこかしこから湯けむりが立ち昇る、別府ならではの光景が見られる。

午前7時少し前、鍵を持った管理人さんが現れると、どこからともなく一番湯を求める常連客が集まってくる。

狭い脱衣所から浴室へ入ると、正方形の湯舟に青磁色の湯がたたえられている。

    20170716 kakujyusen 150

泉質:酸性含鉄 硝酸塩泉  源泉温度:61.8度  PH:1.7

湯舟に近づくと、湯の色は白く濁ったような色合いに変わり…

20170716 kakujyusen 140

管の先から静かに流れ出る湯からは、硫化水素臭が漂う。
源泉温度が高く、酸性度も高いため、肌にキツイかなと思いきや、意外にマイルドな浴感。

地元の方達が大切に守り、受け継いできた共同浴場で、朝一番の綺麗な湯に包まれる至福の時…

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「豊の国」の真髄に触れる、早朝の湯浴み。


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  1. 2017/07/29(土) 18:43:01|
  2. 大分県の温泉
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「新温泉」 人吉温泉

「方向音痴」という言葉、自分には無縁のもので、行ったことのない場所での待ち合わせにせよ、
見知らぬ街の路地裏でさえ、事前に地図をチラ見する程度で、大抵行けるだろうという妙な自信があった。

しかし、ここはたどり着くまでに、ひどく迷った。

駅から伸びる大きな通りを球磨川方向に向かって歩き、左に折れて約7~8分…
観光案内所で見た地図を頭に入れて歩き出したものの、それらしき建物をなかなか見つけられず、
焼き肉の香りが漂う中華店の裏口や、小さな祠のあたりを彷徨うことしばし…

結局、駅から歩くこと10分以上を要して、ようやく青いトタン屋根の建物に出くわす。

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新温泉 
所在地:熊本県人吉市紺屋町80
営業時間:13時~22時
入浴料:大人300円 (2017年6月)
駐車場有

創業昭和6年というから、築85年を超える木造建築の温泉浴場。
ガラガラと木戸を開けると、そこには学校の教室を連想させる広い脱衣所が広がり、木枠のガラス戸の向こうには、
浴室が見える。

201705 sinonsen 130

訪れた5月中旬の週末、時刻は夕方4時。
そろそろ混み始める時間かな…との予想とは裏腹に、誰もいない様子。

番台に座る年配の女性に、「お風呂の写真を撮ってもいいですか?」と尋ねてみると、柔和な眼差しで、
「いいですよ。」とのこと。
さらには、「石鹸や手ぬぐいはお持ちですか?」と聞かれ、せっかくなので石鹸だけお借りする。

広い天井の脱衣所、壁の上部には年代物の広告がかかる。

  201705 sinonsen 155
 
商店名の電話番号は「868」とだけあるが、3ケタの電話番号で事足りていたというのは、
いつ頃の時代なんだろう…

すっかりタイムスリップしたかのような空間…
と、ここで脱衣所のどこを見渡しても、ロッカーや棚がないことに気付く。

板張りの床を見ると、積み重ねられたカゴ…

  201705 sinonsen 165

「(エッ、これだけ…?)」と、一瞬たじろいだものの、常連さんがメインの公衆浴場では、これで十分なのだろうと思う。
事実、脱衣所の片隅には、常連さんのものと思われるシャンプー・ボディウォッシュ類が並べて置かれている。

再び番台の女性の所へ戻り、財布とスマホを預かってもらうようお願いすると、両手で丁寧に受け取られ、ビニールの
袋に包んでくれた上に、番号札を渡される。

「(他にお客もいないのに、番台に預けなくても良いだろうに…)」
と囁くもう一人の自分の声がするようで、番台の女性の丁重な扱いに恐縮してしまう。

この女性、あとで改めて調べてみたら、オーナーさんとのことであり、「新温泉」という名称も、その祖父にあたる方の
名前「新三郎」氏に由来しているとのこと。

水色のカゴに脱いだ衣類を入れ、浴室へ…

201705 sinonsen 140

泉質:アルカリ性単純温泉

シンメトリーな造りの浴室。脱衣所が昼なお暗い印象だったのに比べ、壁二面が全て窓となっており、とても明るい。

左側の浴槽には、湯がコンコンと注がれている。

   201705 sinonsen 185

ウーロン茶のような色の湯は、モール臭と呼ばれる香りの中に、ごくかすかな硫黄の香りも入り混じる。
湯の温度は40度を少し超す程度だろうか、肌にとても優しい印象…。

ちなみに、右側は寝湯で、この時間はお客が少ないためか、ホースの先から、わずかに湯が投入されている。

静かな浴室では、湯の注がれる音だけが流れる…

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このあとも終始、独り占めで温泉を堪能したものの、結局、お借りした石鹸は使わなかったため、
ケースごと湯をかけて濡らした上で、番台にお礼とともにお返しした。

「ひとよし」…
滑らかな肌触りの温泉に、長年浸かっていると、その名の響きのように、人となりも角が取れ、
マイルドなものになるのだろうか…

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すっかり身にまとってしまった都会のギスギスした空気を、つかの間、振り払えたひと時だった。

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  1. 2017/06/11(日) 21:03:53|
  2. 熊本県の温泉
  3. | コメント:0

潮騒の温泉

遠く水平線の先には伊豆七島の島影…

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すっかり陽も傾いた午後4時前、海を望む露天風呂へと足を運びました。
海鮮料理を出す民宿の食堂で受付を済ませ、遊歩道のような階段を昇り降りすると、小さな湯屋が現れます。

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「舟戸の番屋」
所在地:静岡県賀茂郡河津町見高358-2
露天風呂営業時間:午前10時~午後5時  ※最終受付は、午後4時
火曜休 
料金:大人300円 (2017年2月)

真新しい木枠のロッカーに加え、貴重品を入れるコインロッカーも備え付けられています。

厚く重ね着した服を脱ぎ捨て、脱衣所のドアを開けると…

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源泉温度:62.1℃  泉質:ナトリウム塩化物泉  PH:7.93

大海原に面した露天風呂…
一瞬、海の中に浮かんでいるようにさえ見えます^^

湯舟に浸かるとこの目線…

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かすかに見える三角錐の島影は利島、その右は新島と思われます。

石造りの湯舟には、ほぼ無臭で無色透明の湯が、ざぶざぶと注がれています。

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やや熱めの湯は海辺の塩化物泉ながら、決してしょっぱくはありません。
浴感もベタツキがなく快適…。どうやら、二本の源泉のブレンドのようです。

桜見物のあとの海辺の露天風呂…

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ダイナミックな眺めが、気分を解き放してくれます…



 

※入浴中に地元テレビ局のロケがあり、長く湯舟から出られず、のぼせそうに…orz

  1. 2017/02/17(金) 22:48:58|
  2. 静岡県の温泉
  3. | コメント:2

「はまゆ」 和歌山・勝浦温泉

「ホテル浦島」や「ホテル中の島」など、大規模ホテルの存在感がひときわ強い勝浦温泉にあって、
湯量豊富な天然温泉を用いた公衆浴場がこちら…

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「はまゆ」

所在地:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦970番地
営業時間:13時~22時
入浴料:大人320円 こども130円
毎月7日・22日休み (2015年9月)

温泉地の公衆浴場には珍しく、午後のみ営業の「はまゆ」。
ホテル浦島やホテル中の島への渡船が発着する波止場から、海沿いを徒歩で数分、JR紀伊勝浦駅からでも
ゆっくり徒歩15分ほどの、小さな入り江の奥にあります。

良質な勝浦温泉を源泉かけ流しで楽しめる公衆浴場とあってか、入り口脇に掲げられた分析表示もどこか誇らしげ… 

       201509 hamayu 30-101

動力揚湯とはいえ、湧出量毎分104リットルにも達する自家源泉を持つようです。

真新しいのれんをくぐり、番台でテレビドラマを観ているオバさんに入浴料を渡し、脱いだ靴を下足箱に入れると、
そこは昭和レトロ感が漂う脱衣所…

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年季の入ったロッカーは、簡易ながら鍵もついており、その上部には、常連客のものと思われるシャンプーや
ソープ類が入った手さげカゴがいくつも見られます。

夕方の混み合う風景を想像しつつ、ガラガラと戸を開けると…

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泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉  源泉温度:43.6度  PH:8.4

誰もいない浴室にドーンと長方形の湯舟が鎮座し、そこに透明な湯がこんこんと注がれています

表面張力いっぱいまでたまった奇麗な湯は、タイルの縁からこぼれ出て…

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浴室の床を静かに流れています。
いつもながら、こういう光景は、温泉を楽しむ中での至福の眺め…と言えば、やや大げさでしょうか(笑)

脱衣所に掲示されている温泉分析書によると、「弱硫化水素臭」とありますが、しっかりとした硫化水素臭が
鼻孔をくすぐります。
(余談ながら、脱衣所の分析書では、「源泉温度、46.3度。湧出量、毎分106リットル」となっていました。
入り口脇の看板より、実力は上回るのかも…^^;)

ともあれ、海辺の温泉ながら、塩っぽい風味やベタつき感はなく、熱いことが多い湯の温度も、この日はさほど
高くなく、熱い湯が苦手な自分でも、ゆったり肩まで浸かり、肌に優しくマイルドな浴感を楽しめます…

それにしても、どこから見ても惚れ惚れするような眺め…

201509 hamayu 30-106

思わず泳ぎたくなりますな(笑)

なお、7つほどあるカランは湯の成分ですっかり変色し、常備されたシャンプーやソープの類はありません。
いずれにせよ、こんな良質の温泉を、日々のお風呂として使える地元の方が、うらやましい限りです。

昼下がりの「ふだん着の温泉」…

201509 hamayu 30-107

貸し切りで堪能いたしました。


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  1. 2015/10/12(月) 07:32:27|
  2. 和歌山県の温泉
  3. | コメント:4
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HAM1826

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